前回までのあらすじ
ちょっと強引な方法で飛び地に領土を作ったり、仲良くなった没落帝国から資源を譲ってもらったり。
少しづつ着実に国力の増強に勤しむ我ら国際地球連合です。
ただし、周りもそれを快く思わない勢力がいたりして…


順調にスコアも伸びてきているし、テクノロジーもたくさんだし!!

ここまではまずまずの進捗で言えるんじゃないかしら
更に領土を主張してくるテバゾイド
テバゾイドが前回に引き続き領土を主張して来ています。
前回マルジロに対する領土主張でしたが、今回はそのお隣のサヴァシックの領土を主張して来ています。
更に、向こうも我々に対抗すべく連邦を樹立している…みたいなんですけど。
人類起源独立国とガルガクストンPactという、銀河の向こう側にいる国との連邦なので、いまいち脅威度が感じられないといいますか。
一応、二か国とも軍事国家の指向を持っているので、三か国合わせてならず者連合とでも名付けて間違いないと思います。

僕らの連合が平和主義志向連合だから、丁度正反対だね
Interstellar Compactに平和連合の名前を付けよう
さて、我々の連邦についてですが。実はこの連邦は、輪番制を取っています。
何が言いたいかというと、正式加盟している三か国で持ち回りで代表を務めるという形になっています。
そしてこの度、我々国際地球連合もInterstellar Compactの議長国となるタイミングが来ました。
せっかくなので、色々この議長国のタイミングで色々連邦の為になることをしようと思ったのですが、一つ真っ先にやったことがあります。
名前の末尾にカッコ付きで平和連合と名付けました!!この名称変更は議長国の特権なので、このタイミングでしかできません。
これで、加入する三カ国によって平和を完遂するという決意表明になった…ような気がします!!!

雰囲気を作っただけだね
それと同時に、この輪番制の持ち回りを各国家10年ごとになるように提案して、決を採って可決されました。
思惑としては、今後誰かが議長国の際に権力を濫用してあることないこと決めることを防ぐためですね。
元々20年ごとだったのですが、ちょっと一回の当番が長すぎる気がしたのでこのように改めました。
銀河戦争、勃発
のんびり銀河を眺めていると、大き目なイベントが発生しました。
ロッケン・ジャックのTheocracyがブレッゴプラップのCommonwealthに対して戦争を起こしたとの情報が入ってきたのです。
両方とも、このリプレイではあまり取り上げてこなかった国の名前なので、あまり馴染みがないとは思いますが、この戦争を文字で取り上げる理由は、その規模にあります。
ゲーム内で没落帝国を除いた場合の国力ランキング2位と3位の戦争なのです。
とはいえ、実はこの戦争の結果は割と予想しやすいです。
何故なら、ロッケンジャック側が我々のような連邦を組んでいることです。
このことから複数の国の連合が一つの国に襲い掛かるような形になるので、ブレッゴプラップのCommonwealthが苦戦を強いられるのは間違いないと思われます。

立地的には、ブレッゴプラップがテバゾイドのお隣さんではあるわね

この戦争が終わってどのように影響があるか、まではまだ未知数だけどね
この戦争に際して、ブレッゴプラップとアクティブセンサーリンクを共有するようにできないか打診したところ、ちょっとのエネルギー収入で要求を呑んでくれました。
その結果、前回国境開放してくれた没落帝国、フビドゥ・ザーンChroniclesの領土も見えるようになりまして…
総戦力600Kほどの大艦隊が遠くから確認できました。

ちなみに、今我々の艦隊戦力を全て合計しても査定は15Kにしかならないから
絶対に戦ったら負けることがわかるわね

元・大統領…元気にしてるかな
そして、ロッケンジャック側の領土も確認してみると、予想通り複数の国籍の船団によって組まれた艦隊が組織されているのが見て取れます。
これが、ロッケンジャック側の連邦艦隊というコトになるわけですね。
Federal Sovereigen Starsという連邦の名前も確認できました。
訳するなら星間主権連邦…かな?英語怪しいんですけど。
我々のInterstellar Compactは星間共同体みたいな訳になると思うので、どちらかというと向こうの方が厳めしい印象を受けます。
更に、先ほどお伝えした軍国主義国家の集いであるならず者連合は、別のクヴァリアンLeagueという軍国主義国家に対して宣戦布告。
ついに銀河戦国時代の様相を呈しています。
我が連邦も勢力拡張
そのまましばらく、静観しながら軍拡を進めていると我らが平和連合内でも動きがありました。
ゴロシNationが、ご近所であるGalactic ヤパシ Stateへ連邦準加盟国の地位を与えたいと連絡してきました。
ヤパシは問題なく平和主義国家であり、国力は我々と比較しても申し分ない数値なのですぐに賛成を提出します。
その開票を待っている間に、衝撃のニュースが飛び込んできたのです。
ジャーバニードConfederationという星間国家が、別の国との戦争によって滅ぼされてしまったとの情報でした。
遂に、銀河中で苛烈になる戦争が、一つの国を亡ぼすところまでエスカレートしてしまいました。

いよいよ来るところまで来たわね
この後すぐ連絡が来まして、Galactic ヤパシ Stateも問題なく我が連邦の準加盟国となるのでした。
状況から察するに、国体や政治的背景から、連邦への加盟ができなかったり保護を求めることができない星間国家は、すぐに侵攻の標的にされて攻撃されるような状態になっているようです。
こちらからも、滅ぼされてしまいそうな小さな国を連邦の庇護下に入れてあげるくらいの姿勢は必要かもしれません。
我が連合も同じような感想なのか、恐らく新たに星間国家として大成した種族であるチャースケーラMandateに対し、ゴロシNation主導ですぐに準加盟国の地位を上げて、平和連合として保護を行います。

急にメタ視点でものを言うけど…
ちゃんと善性を持ったロールプレイができてるね
その後良く見てみると、ジャーバニードLeagueなる国家が新たに誕生しているので、クーデターで政権が交代した際に前の国体が滅亡という形になったのかもしれません。
赤ん坊が旅立つ日
さて、このリプレイを読んでくださる方たちの中には、ウニーフⅣのパリリアンという種族を覚えてらっしゃる方はいますでしょうか。
かつて、国土拡張の為に銀河を調査しまくっていた際に、自国領土にて見つけた知的生命体です。
我々は彼らが絶滅しないように、ある時は隕石から守り、ある時は地上へ武力介入を行い、彼らの文明が大成するのを見守ってきました。
ここ最近はあまり大きなニュースもなかったのですが、遂に我々は、彼らが星間国家として成立する瞬間に立ち会うことができたようなのです。

何だか感慨深いね

立派になったみたいね、私たちのネコちゃん!!
しかし、画像をよく読んでもらうと分かるのですが、彼らはウニーフ星系そのものを無償で寄越せ、と迫ってきています。
しかもウニーフ星系には植民地もあるので、人類の住む植民地をそっくり彼らに渡すことにもなってしまいます。

ウニーフ星系は、かなり資源の豊富な星系です。しかも。
過去独立戦争の折には敵の侵攻を防いだ堅牢な軍港もあり、我が国家の重要な…

あげちゃいましょう。
彼らが独立して立派にやっていけるように門出をお祝いするようなものじゃない
今回完全に人権派の精神が芽生えた最高権力者殿によって、ウニーフ星系を放棄し、それをパリリアンに献上することになりました。
この後、彼らが路頭に迷わないよう各種根回し(資材提供、通信確立)を行い、銀河共同体の末席に加わるところまでを見届けています。
…マジレスしてしまうと、拡張する先がない彼らは引き続き我々がお膳立てをしてあげない限り国力を拡張していくことは難しいのですがね。
そのまま根回しを続けて、パリリアンを平和連合の準加盟国入りを承認してもらうまで進めました。
よかれと思ってやったことが…
その後も、待ちの姿勢で内政を続けていると耳を疑うニュースが飛び込んできます。
なんと彼らは、先ほど献上したウニーフプライムの人類を奴隷として扱っていたようなのです。
言われて確認してみれば、彼らは排他主義志向を持っているので、自分たちパリリアン以外の種族は下に見てしまう傾向があるのは間違いないみたいで。

一応、過去に君たちを教導した神様と同種族ではあるんだけど

私のミスね、彼らに植民地を渡すのは早計だったみたい
人類が奴隷の身分に落とされていると聞けば、救援しない訳にはいきません。
パリリアンとの関係は悪くなりますが、彼らのクーデターを支援することにします。
その後の続報は…
どうやらクーデターは成功したようで、そのままパリリアンConfederationという国は消滅してしまったとのことです。
あんなに手塩にかけて育てたネコちゃん国家も、最後は種族に関する思想の違いから、あっけなく滅亡の一途をたどる結末となってしまいました。
とはいえ、このクーデター成功によってパリリアンが絶滅してしまった訳ではなく。
かつて観測拠点を建てて動向を見守っていたウニーフⅣは、正式に我ら国際地球連合の傘下に収まりました。
ちょっとややこしいのですが、流れを追うとこんな感じですね。
元々、パリリアンという鉄器時代の獣人が住む惑星(ウニーフⅣ)があった
↓
国際地球連合が宇宙からそれを発見、観測を行う
↓
意図しない介入等事故はあったものの、彼らは自力で宇宙航行種族、星間国家へ
↓
星間国家への成り上がりに際して、植民地を渡して一国家として成立を手助け
↓
渡された植民地の人類を迫害し、クーデターが発生してしまう
↓
国際地球連合は人類を手助けし、結果元々あったパリリアンの国は転覆、滅亡
改めて文字に起こして思ったんですが、これ体よくマッチポンプで惑星を手に入れるための小芝居を演じた悪役みたいになってますね?

いやーさすが権力者殿!!わざと人類を奴隷にさせてクーデターを誘発するとは!
彼の国は自然消滅、無償で星が手に入りました!素晴らしい権謀術数ですな!!

違うの、彼らなら本当に折り合いをつけて上手くやってくれると信じていたのに!!
心から彼らの自立をお祝いしていたのに…どうしてこんなことに…
文字数的にこの回を畳み始めますが、最後に面白い情報を確認できたので共有します。
結果的にゲーム内で1年どころか半年程度で国家として滅亡したパリリアンの国家ですが、無理やり人間を奴隷扱いしたことで、かなり内部の反発を喰らっていたようです。
彼らの母星たるウニーフⅣが手に入ったので、状態を見ていると、ゲーム内で自国民の反発を大きく受けた際に行う贅沢品の配給コマンドが行われていることを確認しました。
ぎりぎりの財政状況で無理やり国家を回していくために多少の無茶をしたのだと思います。
とまれ、ウニーフⅣのネコちゃんたちは今や名実ともに完全に我ら国際地球連合の国民になりました。
今後は彼らに、平和を重んじる国家としてのやり方をしっかり見届けてもらう必要がありますね。
ここで一区切り
はい、今回はここまでです。少しずつですが、ゲームの進行も加速しています。
今回、ちょっとずつ自国以外も連邦の様子が見てきたので、今後は連邦同士でのやり取りみたいなのも多くなってくるはず。
引き続き、手を間違えないように進めていきたいですね。
最後にテクノロジーだけ共有します。
物理学分野では、シールド、多次元分析、X線レーザー、広域エネルギー管理、惑星送電網
社会学分野では、植民地集権化、地下植民、ナノ活性化作物、星間戦役、異星生物学、セラモ金属インフラ
工学分野では、巡洋艦、セラミック金属合金、星系要塞の建設、コイルガン、結晶含有外板
以上になります。
今回はこの辺で失礼します。また次回!!最後までありがとうございました!!
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