黄金樹を見たことはあるか?
どうもエミリーです。
クリアしました!!NIGHTREIGN!!遊んでる最中はもっと時間かかりそうかと思っていましたが…。
コツをつかんだのか、連続でボスを倒してサクッと終わりました。
わりかし、どのボスも動きを見極められればそこまで超難易度ということもなかった印象です。
一緒にマッチした人にもよりますが、メンツによってはソロで遊ぶエルデンリングの方がよっぽど難しい気もします。
と、いいつつ…実はただエンディング見ただけというのも間違いなくてですね。まだやり残しているボスが1体、キャラごとのストーリー(追憶)も全然進められてないです。キャラも1キャラ解放されていないですし。
エンディングを見たのは間違いないので区切りとして感想や、購入を迷っている人向けの詳細をまとめた記事になります。どんな人におすすめかというところを書いていきます。
特有の楽しさがあるオンラインセカセカゲー
まず、このゲームセカセカします。しっかり遊んだ人100人に聞いて95人はセカセカすると回答すると思います。
ゲームの目的が、レベル1の状態で舞台であるフィールド、リムグレイブに降下して3日間を過ごし、一つでも多くレベルをあげ、少しでも強い武器を手に入れて、最後のボスに備えるというもの。
3日間といいつつ、最後の3日目はボスと戦うだけなので、フィールドの探索で鍛えることができるのは実質2日です。
このことから、道中は一匹でも多くボスを倒して、武器を整えレベルを上げる必要があります。
そんな基本システムに加えて、ゲームでは時間が経過すると少しずつ雨が降ってきてダメージゾーンが展開されます。
遊んだことある方には、バトロワの安地が狭まっていく感じを想像していただければわかりやすいです。
ダラダラしていると途中で雨にさらされて、下手をすれば雨のダメージだけでパーティみんな全滅…というのも割とあります。(初日感想にも書いた通り、初めの方はみんなそんな感じでした)

これだけ書けば、なんとなくセカセカする理由も伝わってくると思います。
そんな慌ただしいプレイを、野良の場合知らない人とその場の即興で攻略する必要があるのです。
これだけ書くととんでもない激ムズゲーで予習必須に感じるかもしれません。
実際は、そこまで攻略を見なきゃ行かないわけでもない気がしています。
攻略についてと難易度の部分はあとで別個で場所を設けて詳しく書きますね。
とはいえ、ここで拒否反応が出る人は一定数いると思っています。協力プレイで短距離走を走るゲーム。というので適切に表現できているかと。
慣れると劇的に楽しい疾走感溢れるプレイ
ここまで書きました通り、セカセカしますし常に一分を、一秒を争うようなプレイになりがちですが、これによってこのゲームでしか得られない疾走感があります。
慣れたプレイヤー同士だと、ゲームが開始してすぐにマップを確認して、経路を作成してすごい勢いでフィールドを攻略し、攻略の最中にめぼしいアイテムを譲り合い。
1ゲームが50分前後かかってしまうのですが、体感ものすごいあっという間で楽しいです。
あと、このゲームすごい一回が濃密です。
上述の通り、セカセカしながら一日目のボス、二日目のボス、三日目のラスボス、更にそれ以外にもフィールドの拠点を制圧してガシガシアイテムを集める遊びをするので、常に気が休まりません。
私も、正直この週末もっと遊びたかったのですが、一回で結構体力を持っていかれるので適宜休憩しながら遊んでました。
…もしかしてこれ私だけでしょうか?アラサーおじさんの体力がないだけ??
今これを書いてる段階だと、結構慣れてきて体力の消費を抑えられている気もします。
フィールドを跳ね回る快感がすごい
このゲームはエルデンリングの敵キャラクターやフィールドが流用されています。
今作の元になっているエルデンリングでは、広いオープンワールドをトレントと呼ばれる霊馬
に乗って駆け抜けていました。
しかし、今作にはフィールドはそのままなのに、トレントはいません。
その代わり、今作のプレイヤーキャラクターたちはどんなに高いところから落ちてもダメージを受けないし、フィールドの途中にある霊気の吹きあがっている霊脈から霊気ジャンプをすることで、一気に空高くまで大ジャンプができます。
更に、いくつか設置されている止まり木から、霊鷹を呼び出して気流に乗って空を飛ぶことで、一気にフィールドの端から端までをひとっとびすることもできますし。
こういった移動が凄く楽しいです。
ただ、ちょっと慣れるまでは迷子になりがちというのはあるかもしれません。
霊気ジャンプも、限られた場所しかできないので、その場所を把握していないと一人だけ迷子になって孤独に雨にうたれて敗死…みたいなのもわりとあります。これも初日の感想に書いた通りですね。
ただ、慣れると爽快感が凄いので、そこはちょっと経験を重ねてみて欲しいかな。上手な方のプレイを参考にしてみるのもアリかもです。
といいつつ、私もいまだに若干迷子になって変なところで死んでしまうのはちょこちょこあるので。精進します。
難易度はどうなの?予習しないと迷惑かけちゃうの?
一応、前回お話しした通り、私は完全に野良でクリアしました。逆にいえば、マッチングの運にとても恵まれて早期クリアできたという側面もあるかもしれません。
前回の記事では、特に攻略を見て予習するほどではない…という風に話しました。
あの時は最初のボスであるグラディウス君しかクリアできていませんでした。
今は、兆しこと安眠導入マリスちゃん以外はクリアできています。
正直な話をすると…動きを理解しないと厳しいボスは結構います。
とはいえ、私も攻略らしきものは一度も見ずにクリアしています。ネタバレ大嫌いなので。
攻略を見なくても、何度かボスに挑んで、フロムゲーよろしく死に覚えをすれば、そんなに衒った即死必殺みたいな行動をしてくるキャラはいないように感じました。
野良でやる以上、迷惑はかけてしまう…?
さて、前置きをしたところで書いていきます。
ここは私自身のこれまでの遊んだ経験からくるゲームにおける哲学のようなものがあります。
ちょっと長くなってしまうかもですがご容赦ください。
まず、野良で知らない人とマッチングして遊ぶという行為についてです。基本的に、私がこれまで遊んでいたMMOなどでも、全く知らない人とマッチングして、即興のパーティを組んで遊ぶというシステムがありました。
その際には、私は人に迷惑をかけるのが怖くて、初めて遊ぶコンテンツの場合でも攻略サイトの攻略を見て、極力迷惑を掛けないようにして遊ぶというコトを最初の内はやっていました。
しかし、途中で気づくのですが、そのMMOには、ゲーム内にパーティ募集掲示板というのがあります。
ゲームに慣れてきたころには、そのパーティ募集掲示板を使用して、「初めて遊ぶ人同士でおっかなびっくり遊ぼう!」という趣旨の募集を立てて、初対面の人同士で一緒に遊ぶというのが通例になっていました。
この遊び方なら、攻略方法なんて予習していなくても、新鮮な気持ちで楽しく遊ぶことができますからね。
もちろん、ゲーム内のフレンドが沢山できてからはフレンドの助けを借りて頭数を確保できるようにもなりました。
話を戻しまして、今作ナイトレインでは、そういった募集等は建てられないので、シンプルに誰でもいいから人数を補充してマッチングするシステムか、外部で落ち合って合言葉でチームを組むシステムか。この2択しかありません。
この赤で記した前者、野良ソロマッチングの場合、今回筆者もこのシステムのみでクリアまで持って行ったのですが、やる気さえあれば特に初見や不慣れでの迷惑というのは気にしすぎる必要なないと思っています。
というのも、そもそも、遊ぶ側は野良ソロマッチングをしている以上、誰と組んでもおかしくはないシステムであるというコトを合意している前提があるからです。
もちろん、最初からゲームをクリアする気がなかったり、放置や妨害など、迷惑をかけるプレイヤーは論外ですが。そういうのはちゃんと通報システムで通報しましょう。
そういった論外を除けば、やる気があるけど不慣れ、というのは悪いことじゃないと思っています。
これを偉そうに書いている私ですら、今作から登場したボスのうち一匹に、大量の魔方陣からすごい勢いで飛び道具を飛ばしてくるヤツがいるのですが、初見の時は何が何だか全然わからなくてすごい勢いで死にまくりました。
申し訳ないとすごい思いましたし、これ攻略見る前提で作られてないか…?とすら思ったのですが…。
3回4回5回と遊んでいるうちに、めちゃくちゃ攻撃を連打してくるけど、一個一個は位置取りとステップで避けられるし、スキだらけになるタイミングもしっかり用意されていることに気づきました。
そこからは、そこまで死にまくることはなく(まあノーダメージとはいきませんが…)味方と呼吸を合わせてクリアできるようにはなりました。
逆に、クリアできるようになってからも、このボスと戦う時に、それまでメチャクチャ上手だった方が、突然連続ローリングしかしないようになって攻撃全部喰らって死にまくっているのを見た時に、「ああ、慣れてらっしゃらないんだなぁ…」と感じたり。
私の場合はそういうものに憤りは感じません。過去の自分を見ているようですし、みんな初見はそうなるよね。となります。何してくるかはわかんなくてパニックになったり、攻撃のタイミングが読めないから無理攻めしちゃったりするんすよね。
といった具合で、ゲーム自体が難しいし、これもフロムゲーですから、慣れるまでは死に覚えするゲーム!!というのを、これまでみんな嫌というほど思い知っている前提があると思っているからです。
上に書いた、何度も遊んでいるうちに付け入るスキが見えてくる、なんて、まさしくこれまで何度も遊んだ死に覚えゲー、ソウルライクそのものだと思いません?
あとは、野良ソロマッチングで、知らない人とイチャイチャ遊ぶのが楽しいっていう人も一定数いらっしゃると思います。
リアルトラゴスさんみたいな人達です。さっき例に挙げたMMOでは、不慣れな人をお助けすることこそ最大の楽しみ!みたいな方は結構いらっしゃったイメージですしね。
ここに書いたのは、あくまで私の考え方
改めて書きますが、これは私の考え方です。
知らない人と組む以上、例え相手が誰でも迷惑を掛けないように攻略を見てくるのは当然。という風に考える方もいらっしゃるでしょう。その考え方も間違いではないのかもです。
また、脅かすわけではないのですが、初見のボスでパニックになって死んでしまった際に、心無いメッセージ、心が張り裂けそうになることを言われてしまう人だっていらっしゃるかもしれません。
もしくはもうそういう経験をしてしまった方もいらっしゃったかも。
そういう目に合ったかもしれない人のために書いておきますと…もし酷いこと言われたのなら普通に脅迫なので通報案件です。前述の通り、野良ソロマッチングを利用している限り初見の人がいるのも当たり前なので、私の理屈に則れば向こうの言い分は的外れです。気にしすぎないでね。
とはいえ、野良ソロマッチングを使う以上、そういう不快な体験をしてしまう方もいらっしゃると思うので、どうしてもそういったリスクを排除したい場合は、discord?X(twitter)?まあなんでもいいですけど、しっかり話の分かる人を見つけて、一緒にボイチャでもしながら遊ぶのが間違いないと思います。
そもそも協力プレイ自体が…
あとは、これも元も子もない言い方かもしれませんが、協力プレイ前提のゲームというところで不快感が出る人もいらっしゃると思います。
これは、チームを組めないから云々、というのではなくて、そもそもマルチプレイというもの自体が人を選ぶシステムであると私は主張したいのです。
他ならぬこれ書いている人がそう感じるタイプだからですね。結局モンハンワイルズも今まで一度も協力プレイしていません。
一人で自分のペースでじっくり遊びたい!!!というのも決して意見として間違っていないですし、そういう遊び方がしたい人には今回のゲームは合わないと思います。
これまでのフロムゲーでも、ここまで特化したマルチプレイゲームというのは珍しいと思うので。
正直この記事を書いている時点で、steamの評価が「やや好評」なのですが、少し意外でした。
結構皆さん、マルチプレイも受け入れられるものなんですね…!!
私も前述のMMOの経験がなければ楽しめなかったような気がしています。
基本的には、一人用ゲームの敵キャラ
難易度について、もう少し補足しておきますと、今回の最終日に戦うことになるボスを除いて、基本的には向こうが一人であれば、大体が3人でボコボコにできる設定になっています。
というのも、このゲームの敵キャラの出典元になっているエルデンリングは、基本的には一人プレイ用のゲームだからですね。
もちろん、ゲーム側もそれはわかっているので、ボスの周りに雑魚を配置して役割分担が必要になるように仕向けたり、取り巻きの中ボスを配置して容易にボコれないようにしています。
このゲームの上手いところは、冷静に時間無制限で戦えば割と安定して勝てる敵キャラを、時間設定をシビアにして焦ってプレイするように仕向けることで、事故るようにしてあることですね。
慣れてきて冷静に遊べば、案外どんなメンツでも最後の三日目までは安定すると思います。
三日目のボスだけは別格で難易度が高いので、何度も死に覚えが必要になるような気がしていますけれども。
「運」の要素もだいぶ強いゲーム
最後に一点、大事なところとして書いておくと、このゲームは運の要素も結構あります。
毎回遊ぶと敵の配置やダンジョンの配置も千差万別ですし、敵を倒したときに落ちる武器も遊ぶたびに全然違います。
更に、ランダムイベントまで発生する始末です。事前に予告される地変とはまた別に。
このイベントは攻略できると、かなり強いバフ(能力上昇)をもたらしてくれるので、しっかり対応できた時には激熱です。確変です。FEVERです。
キュインキュインキュイン!!忌み鬼 Chance!!!
こういったイベントによって、フィールド自体は一種類しかないものの、遊ぶたびに違うシチュエーションが発生するローグライクとしての楽しさはかなりあります。
原典エルデンリングの武器の多彩さが存分に生かされている
原典のエルデンリングでは、多彩な武器が用意されていて思い思いに好きな武器を手に戦うゲームでした。
そんな多彩な武器が、このゲームでは遊ぶたびにエモノが違うローグライクな体験にとても貢献しています。
先ほど挙げたように、どの武器が手に入るかは遊ぶたびに違うので、時には全然使ったことない武器を握らなければいけないときも多々あります。
でも、それによってこの武器も結構面白いな!!と気づくこともありました。
筆者がこのゲームをクリアした時には、しっかり握ったことのない王家のグレートソードがすごく力強くクリアを後押ししてくれていました。
ありがとうブライヴ君…狼の襲撃すげー便利だったよ…!!
逆に、最終ボスを攻略できるかどうかは、こういった適切な武器を手に入れられるかどうかがかなり重要だったりします。
一部のボスは、近接武器だと攻撃するチャンスが限られているので、いざという時に仲間の救出を遠距離から行うためにも、遠隔攻撃手段を持っておくと凄く便利です。
とはいえ、そういったものが毎回しっかり手に入るとは限らなかったり…。
武器のドロップ自体が渋いと、難易度も上がることは念頭に置いておくといいです。どうしてもしんどい試合も発生しうるゲームなのです。
総評、慣れると疾走感が癖になる超楽しいゲーム。とはいえ、協力プレイ用なのは確か。
途中に書いた通り、本当なら私は協力プレイ用のゲームはあまり遊びません。
しかし、このゲームはとても楽しく遊ぶことができました!!
このゲーム、セカセカすることによって、そこまで味方としっかりした意思疎通はいらないんですよね。
どちらかといえば、最終的にはしっかり敵の攻撃をガードなり回避なりでやり過ごしつつ、要所でしっかりとダメージを出力するDPSのパフォーマンスを出す技術さえあれば、個々人のフロムゲーの技量のが大事。
とはいえ、何度も言いますが、ある程度他人と足並みを合わせて遊ぶことは必要なので(特に三日目までの道中)、協力プレイで人に合わせる遊び方は不得意だな…という方は、ちょっと合わないかもしません。
後は、このゲームでフロムゲーデビュー!!みたいな方も少しだけ注意が必要かも?
仲良しの友達に導かれながらならどうにでもなりそうな気配はありますけどね。最初の記事にも書いた通りです。
今協力プレイを倦厭している方も、いつか、一緒にゲームする友人ができた時に、フロムゲー好きのメンツが揃った際にはこのゲームを遊ぶという選択肢を取れれば、とても楽しく遊べるんじゃないかと思います。
なにせい、ソウルシリーズからの客演ボスもいますからね。
フィールドを縦横無尽に駆け回り、リムグレイブに並み居る敵をちぎってはなげ、ちぎってはなげ。
ハマる人にはハマる疾走感が凄まじく楽しいゲームなので、気になった方は是非遊んでみてくださいまし。このゲームからしか得られない栄養は間違いなくあります。
まだ発売されて一週間も経っていないので、みんな不慣れなうちが楽しく遊ぶチャンスかもしれません。
この記事は以上になります。最後までありがとうございました!
ところで、間違いなくエンディング見てクリアしたんですけど、私のナイトレインには復讐者のキャラが未実装みたいなんですよね。
やっぱ美人さんだから選ばれた人にしか使えないのかしら。せっかくここまで攻略見ずに遊べたのに、そのためだけに攻略見るのも癪だし、どうしたものかしらん。
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