簡単に言えばバクチ。どうもエミリーです。
最近、PS5で良くゲームを遊んでいます。ナイトレインで遊んでいるからですね。
あれのソロプレイが完全に癖になっていまして、夜な夜な床に着く前に「一プレイだけやるか…」とゴリゴリ遊んでしまっています。
これまでも、フロムゲーは大好きでよく遊んでいたのですが、このナイトレインの45分ほどでレベル1から最後まで完結する感じはとてもとても楽しくて全然飽きません。ほんまもんの神ゲーや。
閑話休題、そうやって神ゲーで遊んでいると、いよいよ最近コントローラーが本格的にイカれ始めてしましました。
具体的には、右スティックが常に緩やかにどちらかに入力中になってしまって、画面がぐるぐる回って気持ち悪くなります。ドリフト現象と呼ばれるものらしいですね。
この現象が起きた際にどうやって私が対処したのか記録として残しておきます。先に記載しておくと、当サイトは自力で原因の調査や修理を試みた際の記録になっております。
修理の依頼や、どの業者に頼むべきかといった話は今回取り扱わないのでご了承ください。
ちなみに今回のコントローラーはPS5に最初から付属していたものです。
Dualsense(FI-ZCT1J)ですね。
まずは公式の回答を見よう
実は、このドリフト現象について調べると様々な対処方が紹介されています。
当サイトのようなゲーム情報サイトさんも皆さん様々な情報をお伝えしてくれています。
というのも、この現象は発生しても様々な原因が考えられるので、人によってこれで治った!!これで治らなかった!!というのは全然違ったりするのです。
ということで、この手の問題は可能性を一つずつ潰していくのが鉄則。まずは公式の、SONYのトラブルシューティングに当たるのが一番確実かつ間違いないと思います。
一つずつ確認していきましょう。
ファームウェアの更新が最新かどうか確認する
ソニー公式のトラブルシューティングを確認したところ、現状一つだけ対応方法が記載されていました。
ファームウェアアップデートが最新の状態か確認してみるべしとのことです。
これは、コントローラー内部の、各入力を認識するのに使用されている内部データ(ファームウェア)が一番新しい状態に出来ているか、というコトですね。
確認方法はとっても簡単。
問題のコントローラーを接続してps5を起動します。
そして設定画面から…
周辺機器→コントローラー(全般)を選択
この画面に行くと、今使用しているコントローラーのデバイスソフトウェアがすでに最新版がインストールされています。という表示が確認できました。
このことから、今回の私のコントローラーの不調はまずこの内部データの問題でないことは分かったわけです。
恐らく、内部データが古い場合はアップデートができるハズなのでそのうえでもう一度問題が出るか試してみてください。改善しなかったらこの下の文章へ。
ワイヤレスコントローラーのリセット
これで治る場合もあると思うので一応記載します。
上手く動かないコントローラーをひっくり返して、背面のSONY(R)の文字の横の部分に穴があると思います。その中にリセットボタンがあるのです。
その穴の中につまようじか何かを突っこんで奥のボタンを押せれば、コントローラーが一度どこにも接続されていないリセットされた状態になるはずです。
そこから改めて接続をし直して、改善されるかどうか確認してみてください。
改善しない場合は下の文章へ。

この、つまようじでリセットボタンを押す仕組み。
個人的にたまごっちを思い出して凄い懐かしいのよね…!
ここまでが公式の推奨する対応方法
以上が、公式に推奨される対応方法です。
ここからが大事なのですが…
これ以降に記載する方法は全て自己責任による方法になります。
というのも、ここから先に書いてある方法は公式に推奨されていない方法です。
これらを試したうえで、じゃあどうにもならないから公式の修理に出そう!と考えても、推奨されない手順、方法を試したことを違法な改造を行ったという風に解釈され修理を受け付けてもらえない可能性があるのです。
例え保証の期間内だったとしても、公式のアフターサービス規定にもある通り交換、修理の対象とすら認めてもらえなくなる可能性すらあります。
2. 修理/交換をお断りする場合について
(1) 不当な修理/分解/改造が行われた痕跡がある場合
なので、どうしても今のコントローラーを直したい!!という場合は、ここまでの方法を試した時点で修理の依頼を検討してみてください。
ここから先の方法は何があっても自己責任として受け止められる人が試してみてください。まあ最悪新しいの買えばいっか!!みたいに考えられる方ですね。

新しいの買うのも金かかるし、保証切れてて修理も金かかるし…
お高いお金払うくらいなら一度自己責任でも安価な方法を試してみたいの!!
DualShok Calibration GUIを試してみよう
こちらはPCを持っている方のみの方法になります。
私もこのサイトの存在を全く知らなくて、自己責任での修理方法を調べていてたまたま発見したのですが、かなり有用でした。
PCから対象のコントローラーに対してUSB経由でコマンドを送信し、スティックの再キャリブレーションを実行するという仕組みのものです。
詳しい理屈はわからないのですが、SONYとは全く無関係の方が個人的に発見した方法が無料で広く公開されているという独特な出自だったりします。
結論から言うと、2,3か月くらいはドリフトの影響を抑えることができていました。
とはいえ、しつこいようですが自己責任で使用するように注意書きがあるので、ダメ元で試せる方は試してみてください。
また、サイト内での再キャリブレーションを実行する手順は全て英語になっているので、不安な方は別途解説しているサイトや実行している動画を参照してください。とおもったのですが最近日本語の対応したみたい?
ちなみに、最後に私の現状についてですが、このサイトでの再キャリブレーションのおかげでだましだまし遊ぶことができていたのですが、遂に全く触れずにいても少しずつ動く状態が永続するようになってしまったので、この後の手順に移行します。
率直にここまでやってダメだったらもうバラすしかないなと。ダメだったら買い替えようと。
分解して自分で修理
正直あまり推奨しません。
この分解は一発でもう修理も交換も不可能になる最終手段です。一発でバレるので相手にしてもらえなくなります。
更に、もし当のスティックが改善しても他の部分が壊れる可能性すらあるので本当に最後の手段です。
…なんですが、結構ネットの海に潜っていると割と簡単に数百円の出費で自力で修理できました!!という報告もあったので、私は人柱になるべく今回挑戦してみます。
これを書いている時点では使えるようになるか二度と使えないようになるか未知数ですが…やるっきゃねえ!!!
ネットで調べて必要なもの、手順を一式確認
修理に必要なもの
・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・接点復活剤
この3点は必須かと思います。ドライバーは単純にネジの開け閉め、スティックのセンサー部分までコントローラーをバラすのに必要だからですね。
接点復活剤は今回の主役です。スティック直下のセンサー部分に少量吹き付けることで文字通りスティックの反応を復活させるものです。
あと、これは今回私は用意せずにやってしまったのですが、ピンセットの類はあったら間違い無いと思います。
というのも、今回私も初めて知ったのですがフレキシブル基盤というのが分解中に登場します。
ピラピラとした薄くて柔らかいプラスチックフィルムが使われているのですが、これを取り外す必要があります。
その際に、小さなつまめるものがないと取り外したものを差し直す際にとっても難儀します。
もちろん、力を入れすぎて損傷してしまえばコントローラーはイカれてしまいます。これを私は指で差し直したのでとんでもなく神経を使いました。
用意できるならした方が間違いなくした方がいいと思います。
分解の手順
すいません、私の方から具体的な手順をお伝えすることは控えます。と言うのも仕組みを全く理解していないからですね。
ネットで『Dualsenseドリフト 修理』と調べて出てきた動画を三つほど視聴して、間違い無いと思ったものを真似して修正しました。
これから試そうかと考えている方も、同じようにいくつか動画を見て共通する手順を把握してから実行に移るべきかと。
私も最初は動画や写真を撮りながらやってたのですが、途中でフレキシブル基盤を差し直すところでそれどころじゃなくなっちまいまして…
一枚だけ、私の手によってあられもない姿になったDualsenseちゃんを添えておきます。
私の結果は…
治りました。マジで接点復活剤吹きかけただけで治って感動しています!!
作り的にスティックのセンサーに負担がかかりがちなのかもしれませんね。
…うるさいくらいに書くようですが、あくまで私の場合の話なので、これで間違いなく治る!!というものではありません。
前にも書いた通り、新しいものを買う前の最後の抵抗として試したら上手くいった、くらいな感じなので、半信半疑だったことは強くお伝えしておきます。
また、先に書いた修理動画を上げてくださって方の中には、民間で修理を請け負っている方がいらっしゃったりするようなので、そういった方にまず相談してみるのもアリかもしれません。
今回は私の場合の体験談なので、他の方の修理体験などもたくさんネットに上がっているものを読んでみて、どうするかを考えてみて下さい。
この記事は以上になります。最後までありがとうございました!!
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