やったった、夜渡ったった!!
どうもエミリーです。今回は、5月30日に発売されてから私を釘付けにしていたELDEN LING NIGHTREIGNについて、一定のやり込みを達成したのでその報告と感想を書いていく記事になります。
今現在まで少し離れていた人や、今も購入を迷っている方に対して可能な限りわかりやすく書いていくようにするので、良かったら読んでいってください。
もちろん、今現在バリバリ遊んでいるぜ!!という方も楽しく読めるハズです。
そもそもNIGHTREIGNとは
実は、最近に別の記事でもこのゲームの紹介を行ったので、今回は簡易的な紹介に留めさせていただきます。
このゲームは名前の通り、近年発売されて高い評価を受けたエルデンリングの外伝作品として発売されました。
このゲームの独特なところは、この手のソウルライクシリーズのゲームとしては珍しいマルチプレイに特化したゲームとなっていることです。
知らない人や、事前に落ち合ったお友達同士で3人パーティを組み、ゲーム内の3日間でレベル1から少しずつレベルを上げ、武器や装備を整え、力を蓄えていくことで最終日に待ち構えるラスボスをやっつけるのが最終目的になります。
もちろん一人でも遊べますし、記事タイトルにもある通り、今回はそのマルチプレイゲームを一人でクリアできてうれしいよ!!という報告でもあるんですが…。
基本的にはマルチプレイで遊びやすいようにできていますし、先に言ってしまうと今も気が向いたときは知らない人と遊ぶくらいにはマルチも楽しいです。
いつかの記事にも書きましたが、知らない人と協力して遊ぶゲームの楽しさを、久々に思い出させてくれたタイトルというのは間違いないです。いいゲームなんですよ。
特に、この記事を書いている現在は、遊んでいるプレイヤーさん達の練度もだいぶ上がってきていて、序盤のルートから既に効率を意識した導線を作ってくださる人が多くて、時間の経過によるプレイヤーの練度上昇をとても強く感じます。
昔挫折した人も、今なら色々引っ張ってもらえるかもしれませんね。
発売直後からこれまでの評価推移
このゲーム、発売直後の評価は少しだけ別れたんですよね。
私自身すら初日の時点ではこれは人を選ぶだろうなぁ…と感じてその旨を記事に起こしています。
何故かといえば、やはりマルチプレイの高難易度ゲームというところが引っかかるからです。
これは普段からマルチプレイのゲームで遊んでいる方なら想像がつくかもしれません。味方の足を引っ張ってしまう、味方に足を引っ張られるプレイ体験が受け入れられない人が多いんじゃないかと考えたからですね。
実際、私もそんな風に感じていましたし、結局一人プレイで全常世の王(以下強化ボス)を倒すプレイを始めたのも、もちろん私自身のプレイスキルを高めたい、腕前を証明したいというのもありつつ、一番の動機はこのゲームを誰にも迷惑かけずに思うさま遊びつくしたいと思ったからに他ならないです。
実際、ネットでの評価もこんな感じで、UI周りが不親切(不親切といってもいつものフロムの感じ、死んで覚えろの感じ)というコトも相まって賛否両論、ちょい好評くらいの評価に落ち着いていたんです。
それが、時間が経つごとに判明していく秀逸なレベルデザインと、今回のお伝えするメイン要素の一つである「常世の王」の時限実装、遊びやすくなるUI周りの改善によって、凄いスピードで評価が改まっていくのを目の当たりにします。
秀逸なレベルデザインについて
もう結論から言いますと、すべてのボスが上手い人が一人いれば最後までクリアできるレベルのデザインです。(強化リブラを除いて)
これに関しては、この後紹介する私自身がソロプレイで強化ボスを全員倒したことからもわかっていただけるかと思います。
このゲームの初期は、どんな風なことができるのか、どんなボスが出てくるのか、このゲームの最高効率は何か…といった大まかなシステムを全プレイヤーが手探りしている時期でした。
なので、意図が噛み合わず、意見が対立し、結果足の引っ張り合いみたいになったりすることも多かった印象です。
しかし、上手な人がゲームのシステムを理解し、効率的な遊び方を周知し、敵のボスの攻撃行動すら全て見切れるようになってくると上記の結論に辿り着きます。
別に3人の内1人が死にまくっても、最悪三日目までのレベリングが上手くいかなくても、もっと言うならラスボス戦序盤で二人倒れても凄い強い人が一人で最初から最後まで倒してくれることすらあります。
このレベルまで到達するプレイヤーが一定数出てくると、ゲーム自体、プレイヤー界隈自体が纏っている雰囲気も柔らかくなった気がします。
初心者さんを押し上げることが喜びという人が沢山出てきたし、むしろ半端に上手なプレイヤーだけで最高効率チームを組むより、初心者さんをおんぶして遊ぶ方がゲームとして面白いという意見すら見かけるようになりました。
これは、是非steamのゲームの高評価な意見を見てみて欲しいと思います。本当にこういう論調があるのは素敵だよね。
時限式で突如実装された常夜の王(強化ボス)
この後一体ずつ詳しく紹介するのですが、丁度熱心なプレイヤーたちがゲームに慣れてやることがなくなりつつあった6月の中旬、リリースから一か月と少し経ったあたりの頃。
突如として常世の王という名前で強化されたラスボスと一週間限定で戦えるようになりました。
正直私は、一週間限定というのはいくら何でも今の時代には短すぎるんじゃないかと感じましたし、その旨も過去記事で書いてます。(余裕を持って挑むようにしてねという書き方)
しかし、これに関してもその後かなりのハイペースで復刻が連打されているので、もうあのボスと戦えない…というコトもなさそうなのでそこは安心してください。
この時限ボスが毎週代わる代わるやってくるというのがなかなかイベントとして楽しくて、このボスの攻撃は凄いことになっているぞ!!とか、次のボスはどんななのだろう、あのボスが強化されたら一体どうなってしまうのだろう!!とか、コミュニティが盛り上がっているのが目に見える形で面白かったです。
私自身も、この強化ボスがいたからこそ、このゲームにここまで打ち込んでこの記事を書いている今があるので、この施策によって熱狂したプレイヤーの一人という訳ですね。
また、こまい話ではあるかもですが、最初期に不便だったUI周りの改善や、2人プレイモードで二人だけでデートするみたいにこのゲームで遊ぶ方法も追加されたり、少しずつ確実に良くなっていく修正でプレイヤー側もストレスなく遊べるようになっていったのも大きいかもしれません。
最終的な今の評価
今はsteam上での評価も非常に好評まで来ています。
私自身も、正直発売前に期待していた10倍くらいの熱量で、楽しくこのゲームを遊べています。
もし最初の方で難しくて挫折したり一旦置いておいた方も、少しずつゲーム自体の環境は良くなりつつあることを覚えておいて下さい。
だれか同じような境遇の人と出会って組んでみたり、何かのはずみでまた遊んでみると当時とは違って結構楽しめる…かもしれません。
とはいえ、やっぱり全部おんぶにだっこは良くないですし、1から10まで野良の強い人頼みだと限界もあるし心も荒むと思うんで、しっかり高難易度アクションゲームに食らいついてやるぜ!!って考えを持てる人ならぜひ試してみて欲しいゲームではあります。この心構えは大事ですよ。
最後に私のソロプレイ記録を自慢します
はい。ここまではこのゲームの紹介でした。ここからは私の自慢です。
このゲームの時限実装ボスである常世の王、強化ボスをソロプレイで現時点(8/28)分まで全員撃破した記録を書いていきます。自慢したくていくつか動画も作ったのでそれもリンクを貼ります。簡単なボスごとの所感も書いていきますね。
強化エデレ
記念すべき最初の強化ボスですね。
初めてマルチで挑んだ時の、突然の稲光と訳の分からない大嵐にビビリ散らかした記憶が凄く強いです。
実際、ハチャメチャな強化ボスという評価は実装当初根強かったのですが、今改めて思い返してみると強化ボス全体から見ればそこまで強いとは言えないと思います。
というのも、ソロプレイで何度も挑んでいると、動きのパターン自体はかなり単調なのと、攻撃の際に発生する地面からの攻撃判定さえ意識することができれば、そこまで突飛で回避が難しい攻撃はないことが挙げられます。
実際に動画でも、大きな技の被弾はなく、ひょいひょい避けながら向こうの技の後隙に狙いを絞る戦い方で危なげなくクリアできました。
とはいえ、一つ一つの攻撃判定が馬鹿でかく、例えばマルチで隣にいる味方を狙った攻撃に巻き込まれる、みたいなのはよくありますし、慢心と油断が命取りになるボスというのが個人的な評価です。もしかしたらソロのが倒しやすいかも?
ギミックも、慣れてきたときに嵐の壁の部分を見誤ったり、霊気の吹きあがりが近くになかったりと確実に事故の発生要因になり得るので、慎重な対処が必要なボスだと感じています。
執行者ソロという観点で見た場合、攻撃パターンに旋回するものが多く、また本体も体が大きい割に機敏に動くので、弾きやカウンターを狙いにくく、いまいち執行者との相性は良くないです。
強化フルゴール
個人的に凄く好きな強化ボスです。
こいつの第二形態移行、両手が構えた両刃剣を振り回す動きを全部”弾き”で対応したい!!!
と野望を持ったことから、まずソロでのチャレンジを志しました。そこから発展して全強化ボスソロチャレンジを始めたので、こいつが私のモチベーションのきっかけみたいなところはありますね。
実際、執行者は弾きで乱舞技に対処できるし、その他の攻撃もほぼ全て弾きで安全に無効化できるので相性は抜群にイイと思います。
見た目にも、ちょっと突飛な爆発光弓とアローレイン以外は堅実な剣戟で戦ってくるのが硬派で好きなボスです。
ただ、他の強化ボスに加えて体力面があまり強くないらしく、一部のプレイヤー側の強武器、強行動で一分足らずで討伐されている映像もあったりして、少し儚さを感じます。
でもカッコいいから…!!最初のソロ討伐成功ボスという思い入れも含めて、一番好きかもしれません。
ただ、弾きを使えなかったり、レディなど回避でズルができないキャラを使っている場合、ちょっと攻撃を真正面から捌くのは苦しい連撃を仕掛けてきます。
強化グノスター
フロム製ゲネル。
強化される前から変則的な形で二手に分かれて攻撃してくるものの、強化になるとさらに知らない虫が追加されて瞬間的に3vs1になる瞬間も。
この後に紹介するグラディウスなどもそうなんですが、基本的にマルチプレイでヘイトを管理して複数体との戦闘を上手く捌いて欲しいというのが恐らくフロム側の意図なのですが、ソロプレイだと一人で全員倒すしかありません。
正直、執行者だとロックしていない方からの横やりが入るせいで弾きは狙うことができず、だいぶ苦しい戦いを強いられます。
このボスは、道中でしっかり有効打足りえる武器を調達できているかどうかで難易度が変わります。
執行者であれば、かの有名な屍山血河(ちいかわ)を拾うことができれば、速やかに戦闘を終わらせることも可能です。…というか速やかに終わらせないと延々囲んでボコボコにされるのでそれしかありません。
正直、向こうが複数で来るタイプのボスは、ソロに固執するのはあまりよくないかもです。どうしても向こうの行動次第なところもあるので、何度も挑戦して武器の運と向こうの行動が噛み合えば運よく倒せる、くらいの感じでとらえておくとストレスも少なく済むと思います。
幸い、こちらは一匹一匹の体力はそこまで多くないので、火力で速やかに制圧すればある程度安定感を持って討伐することができます。
強化マリス
ストームルーラーを使うことになる一風変わったボス。
この戦闘だけは持ち込んだ武器を使うことができず、定められた攻撃方法で少しずつ相手を削っていくことを余儀なくされます。
とはいえ、他のボスに比べて攻撃自体はそこまで激しくもなく、相手の攻撃を落ち着いて凌いでいけば倒すこと自体は難しくないかなと。
このボスもエデレ同様、他の味方を狙った攻撃に当たってしまうような攻撃範囲の広さが目立つキャラなので、ソロの方が安定して倒しやすいという評価も納得してしまいます。
…あとは目ん玉が気持ち悪いよね、くらいしか話すことも無いボスではあります。
強化カリゴ
フロム製イヴェルカーナ。
こいつも個人的に好きなボスで、派手でカッコいい攻撃と正統派ドラゴン然とした佇まいが厨二心をくすぐります。
また、攻撃自体も派手ではあるものの、一つ一つ前兆を視認して丁寧に避けていると、そこまで回避が難しい行動はなかったりもします。
しかし、執行者としてはブレスなどが大半で弾きが使える攻撃もあまりなく、こいつもかなり自由に動き回るタイプなので執行者との相性はあまり良くないです。
弾きに頼らず、ポジショニングと攻撃のタイミングをしっかりと見極めれば余裕を持って倒せる、良ボスだと思います。
フルゴールに負けず劣らず好き。
強化リブラ
一番の問題児。最難関ボス。
先に身も蓋もないネタバレをしてしまうと、NPCキャラを召喚して戦闘を仕向けてくるとんでもないボスキャラ。
筆者はソロプレイでどうにか一回クリアした後、野良マルチでクリアがしたくて何度も挑んだのですが結局一度も野良ではクリアできませんでした。
かなり運が絡むものの、ソロ執行者はそれなりに倒しやすい気がしています。
リブラが召喚してくるNPCは、プレイヤーが使っているキャラに対応したものを繰り出してくるようになっています。
執行者の場合は、エレオノーラの双薙刀、マレニアの義手刀、猟犬の爪を装備した中から一体が選出されるのですが、私はこの猟犬の爪を装備した奴が出た時に勝つことができました。
こんな感じで、向こうが召喚してくる敵やそれに応じた戦い方を把握していないと苦戦必至の知識も試されるキャラでもあります。
マルチの場合、全員分のNPCが出てくるので何かしら対策を用意して、かつ全員が不意の攻撃の自己に備えることができていない場合、とても難しいゲームと化します。
…次の復刻の時にこそ野良マルチで倒したいものです…!
動画準備中、投稿次第更新予定
強化グラディウス
個人的にソロ最難関の敵キャラです。
強化前の状態でも、3体に別れて波状攻撃を仕掛けてくることはありましたが、こちらは攻撃の頻度が爆増しておりソロ状態で画面外の攻撃を含めて対応しきるのは至難です。
正直、運が悪いと瓶を使うタイミングすらもらえずハメ殺しになるというパターンが何回かありました。
こればっかりは可能な限りの備えをして、3体時点での囲まれないようにお祈りしながら近場の個体に火力を叩き込むよりほかないと思います。
なんだかんだ実装から1週間経過するので、何かしら対策はどこかで固められているのかもしれません。
とりあえず今これを書いている時点では、ソロで挑戦する場合お祈りが必要な最難関ボスというコトだけ覚えておいてもらえばいいと思います。
動画準備中、投稿次第更新予定
まとめ、改めてソロでもマルチでも楽しい神ゲーでした
最後に、この記事を書き終えて投稿する前に、改めて強化リブラを野良マルチで遊んでみたところどうにかクリアできました。
やっぱり、その場の即興で上手く立ち回れた上で最後にその味方と最後の挨拶をする瞬間の楽しさといったらないですね。本当に神ゲーです。
一人で遊んでもやりごたえ抜群のゲーム、マルチで遊んでもわちゃわちゃとやりごたえの両方を感じることができます。
ひとまず、当初の目的はどうにか達成できましたが、引き続き遊び続ける所存です。
この記事は以上になります。最後までありがとうございました!!
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