お疲れ様です。エミリーと申します。
今日は、ネットサーフィン中に地味にとても興味深い記事を見つけたので、引用し、紹介させていただこうと思います。
攻略を見ながらゲームするってどう思いますか?という記事です。
フロムソフトウェアの宮崎さんのインタビュー記事より
最初に記事を引用させてください。IGN_JAPAN様の記事からです。
フロム・ソフトウェアの宮崎英高、攻略情報なしではプレイできないならゲームデザインに「改善の余地あり」と語る (ign.com)
この記事内で、宮崎さんの発言がとても印象深かったので引用させて頂きます。
インタビューのなかで宮崎は、攻略サイトを片手に『ELDEN RING』などのゲームをプレイすることは「完全に正当なプレイスタイル」であるとしたが、フロム・ソフトウェアはそれを念頭に置いてゲームを設計しているわけではないという。
(中略)
「(プレイヤーが攻略サイトを使うことは)もちろん承知していますが、それを前提として何かを作ったり計画したりすることはありません」と宮崎は言う。「どちらかと言えば、情報をまったく入れず、手探りで進めたいと思うプレイヤーのニーズに応えようとしています。もしそれができないのであれば、私たちに改善の余地があると思いますし、これからはそうしたプレイヤーをもっと取り込めるように努めていきたいですね」
インタビューへの回答より(全文はリンクより)
当然といえば当然の回答なのですが、やっぱりこういうことを言ってもらえるとありがたいな、と一プレイヤーとして思ってしまいました。
フロムソフトウェアの宮崎さんをご存じない方へ
宮崎さんをご存じない方に向けて、例によって簡単説明です。
ここ数年、国内ゲームメーカーとしては、他にないくらいの大躍進を遂げているフロムソフトウェアの社長さんです。
そも、初めから社長さんだったわけではなく、一プランナーさんとして入社してから、数々の名作を輩出し、その実績でもって社長まで上り詰めた方です。
さらに言うならば、いわゆるソウルライク、フロムゲーというジャンルは、ほぼ宮崎さんの作ったゲームから命名されたものであり、近々で最も評価が高かった国産ゲームの一作ともいえるエルデンリングもこの方がディレクターを務めていらっしゃったのです。
個人的に、ここ数年の国産ゲーム再興の一翼を担ってらっしゃると思っていて、国産ゲーム史を語るなら間違いなく偉人になる。と断言できる凄いお人です。
凄い言うわね
だって、SEKIROにBloodborneにエルデンリングだよ!?
どう見ても偉人じゃん!
ゲームの攻略をみるのも正式な遊び方
過去の記事でも書きましたが、筆者は基本的にエンディングを見るまでは攻略は可能な限り見ないようにしています。
というのも、世の中には「記憶を消してもう一度遊びたいゲーム」みたいに言われるものもあるくらいで、どんなゲームも、一番最初は完全初見で世界観に浸りながら遊ぶのが一番面白い、と信じて止まないからです。
未だにそこの価値観は揺らいでいないのですが、例えば、この記事を読んでくださる方々の場合はどうでしょう。
一応、このサイトは愉快なおっさんのゲームブログであるとともに
「ゲームに慣れていらっしゃらない方、ゲームから距離が離れてしまった方へそれとなくゲームとの距離を縮める手助けをするサイト」
これをミッションにしています。(書いている本人も忘れがちだけど)
苦手なジャンルのゲームに挑む場合
世の中には色々なゲームがあります。ここまでで例えに挙げているのは全てアクションゲームだったのですが、謎解きゲームを例に挙げてみましょう。筆者の場合は逆転裁判2でした。
もちろん、ネタバレは避けるので細かいところは言及しませんが、とんでもなく苦戦したうえ、ちょっと期間を置いてしまい、あんまりにもわからないのでデータを消して初めから気合を入れて見直して、ようやく進めた、ということもありました。
もし、謎解きが得意な人ならさらっとすぐ答えにたどり着けるかもしれないしね
実際に、やり直すのに凄い時間はかかってしまった訳で…
逆に、不慣れなジャンルのゲームはやってはいけないだなんて、そんな寂しいことはないはずだものね
ということもあったので、例えば、何かボス戦なのか、謎解きか、何かしらの要素でつまづいて苦戦した時に、自力で進めるのに限界を覚えた場合は、素直に攻略を見てしまうのも一つの手だと思います。
せっかく進めたゲームなのに、ちょっとしたつまずきでエンディングまで見られないなんて、もったいないですものね。
少し古めのゲームで遊ぶ場合
筆者が強烈に覚えているのはドラゴンクエストです。
古いゲームの場合は、それまでの進捗等を別途記録するシステムがなかったり(時間が空いてしまうととても困難)、ある程度は攻略本を見ること前提のノーヒントな設計になっていたりするので、無理せず見てしまった方が楽だったりします。
一応ドラクエは1~9,11とやっていますです。
4~6はDSリメイク、7~8は3DSリメイクで遊びました!
9をリアルタイムで全盛期に遊べた思い出をいつか記事に起こしたい!
ストーリーを道なりに進めていって、とあるボスを倒すと、用途不明のツボをボスがドロップし、そこから一切誰に何を話してもストーリーが進まなくなります。
その近くにある入れそうなダンジョンを入ってみたり、近くにある街のいろいろなNPCに話しかけてみても特に何か進捗があるようなこともなく。
弱った筆者は、たまたま仲良しな友達に、ドラクエ好きの子がいたので、進まねぇんだけど!?と相談することができました。
そうすると、そのあたりで気球みたいなの手に入らなかった?とヒントが。
そのヒントを頼りに、過去の町のNPCに当たりまくったところ、ボスの落としたツボを持っていると反応するNPCに遭遇することができ、無事気球に乗って次の場面へ進むことができたのでした。
こういう苦戦とか困った経験も含めて、おもひでになるのよね
とはいえ、ゲーマーは自力で突破したい生き物
ここまで、攻略を見ることを、ある程度しょうがない場合もあると肯定してきました。
しかし。
やはり、数々のゲームをクリアしてきたゲーマーなら。困難に打ち克つ能力に自信がある人なら。
やっぱり自力で、己の力のみでクリアしたいですよねぇ!?
個人的にはこういう人を全力で応援したい(!!)ですし、私自身もそういう側です。
本心では、自力でクリアできないならもうそれはそれでいい!!
攻略なんか見たらゲームに対する冒涜だ!!と思う気持ちさえもあります。
そこで、一番最初に戻ります。記事冒頭、宮崎さんの言葉です。
情報をまったく入れず、手探りで進めたいと思うプレイヤーのニーズに応えようとしています。もしそれができないのであれば、私たちに改善の余地があると思いますし、これからはそうしたプレイヤーをもっと取り込めるように努めていきたいですね
なんて素敵な言葉でしょう!!
日本のゲームメーカーの、頂点に近い立場にいる方にこう言っていただけるのはとても嬉しいことだと思います。
一見、無理難題だと思うものを、練習、努力の末乗り越えることこそ、ゲームの一番楽しい部分だと筆者は思うので、今後も宮崎さんの手掛けるゲームに食らいつけるゲーマーでありたいと思い、記事にしてしまいました。
まとめ
なんか主張があっちゃこっちゃしてしまったような気がするので、最後にまとめを置いておきます。
こんな感じですかね。これまで何度悲しい気持ちで攻略を調べたことか…。
本当に徹底している人なら、それまで!ってことで手を引いたりもしてるんでしょうか。それはやっぱりもったいない気がしてしまうのですが、それはそれで漢気ですかね。
ちなみに、最後にひっくり返してしまうようですが、一人用のゲームの場合を想定して全て書きました。
例えば対戦ゲームの場合は、いわゆるメタゲームを理解するために自分が遊んだものだけでなく、他人や上位プレイヤーの情報をいち早く正確に理解するのは今時は必須な気がしますし。
ソーシャルゲームの場合も、のんびり自分のペースでやっていると効率で大損したりしちゃいますもんね。
とりあえず、1ゲーマーとして宮崎さんの言葉が嬉しかったです。それだけははっきりと伝えたかった。
この記事は以上になります。ありがとうございました!!
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