…どうもエミリーです。
今回は、前回に引き続きMTGAの話題をお話します。
カードゲームって、人によって歴史があると思っていまして、どの環境で遊んで、何のデッキを握って、楽しかったのか辛かったのか…みたいな話です。
前回、包み隠さずこのゲームをおススメしたからには、どんなデッキを握ってどういう風に遊んだのか、というところが興味を持った人には参考になると思いまして。
特にMTGAは、支出を抑えて遊ぼうとした場合にはそれなりに組めるデッキも限られますものね。
どのフォーマットで遊んだのかというところも、実は結構人によってまちまちな気がしているので。
完全に自分語りってコト!?
まあ歴史語り的な意味ではいいのかもね
…需要があるのかは知らないけど
始めたのはエルドレインの王権の時期
確か、元々中高生くらいの時に遊戯王をやっていた影響で、色んなカード屋さんに置いてあるmtgのカードに触れることはしていたんですよね。
その状態から、確か2019年にMTGAが正式ローンチされるということで、お試しでやってみるか!!となります。
スマホをガシガシいじってみたら、この当時に撮ったこんな画像がありました。
まさかの実カードです。
しかし、良く見るとちょうどこの時期に該当するカードであることが分かります。
カラスの仕返し、ケンリスの変身、探索する獣…。タンケモって結構レアじゃなかったっけ?部屋探せばどっかにあるのかな??
これは2019年に発売された「エルドレインの王権」のカードたちです。
懐かしいですね…。その上の何かフィルムに入ってるのはおそらく配布されている初期デッキとかだと思います。
シヴ山だけわかるよ。慣れ親しんだ絵柄。
そう、そしてこの画像からもわかる通り、当時は一緒に遊ぶ人というのがそれなりにいたのですね。
なので、その人たちと一緒にmtgというのが遊び方としてできたのです。
確か、記憶とスマホの記録を符号させていくと、この頃FF14で知り合った方とオフ会みたいなのをそこそこやっていまして、そこでちょうど昔やってた!!みたいな人に思い出話を伺いながら遊んでいたんだったと記憶してます。
スマホ見てたらこの前後に結構なエオルゼア関連のスクショが…。
ここだけ考慮すると、FFコラボのターゲット層にドンピシャなのがわかるね。
もちろん、その一緒に遊んでた人達も。
筆者は今アラサーで、学生時代mtgが流行っていたりした方たちとはちょっと年代がズレているので、人の話を聞くのが結構楽しかったんですよね。
肝心のゲームの方はというと…
ゲームの方のアカウントは当時から一度も変えずに遊んでいるので、当時の足跡がしっかりと残っています。
該当のエルドレインの王権は、それなりにカード資産を持っていました。
ただし!!確か記憶にあるのは、この頃からゲームにはお金を入れたくなくて、先ほどの実カードのパック開封した時に、MTGAでも使えるコードをもらえるというのがあってそれでセコセコゲーム内資産を集めていた記憶があります。
確か、当時は全くラダー(ランクマッチ)を登れるほどの資産もなく、丁度この当時の基本セット2020の初期デッキでつつましく遊んで、貯めたゴールドでリミテッドで遊ぶという感じでした。
続くテーロス還魂記(漢字あってる?)も、同じように遊んでいたみたいです。
アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodelを使って、どうにか黒信心デッキを組めないかと苦心した覚えがあります。彼には夢がある…!!
ここでパタッと興味を失う
上に貼った画像を見てもらえばわかる通り、そこまではやっていたのですが、イコリアのタイミングで完全に遊んでいない状態になっています。
筆者も一度このゲームをほっぽっているのです。
確か、丁度色々忙しくなってくる時期が来まして。
ネトゲをやめる
↓
人間関係もそれに伴って整理される
↓
遊ぶ人もいなくなりmtgからも距離を置く
こんなコンボだったと思います。懐かしい。
あと、実際にこのゲームそれなりに時間がかかるものだと思うので、忙しくなるともっと手軽な何かしらで遊びたくなるのはあると思います。
とはいったものの、この4年前の自分にはかなり感謝していまして。というのも、いわゆるワイルドカードの類をほぼ使わずに、しっかりと資産を貯めておいてくれたのです。
これによってのちの私はかなり余裕をもってゲームに臨むことができるのです。
3 years later…(3年後…)
何のきっかけだったのかいまいち思い出せないんですけど、エルドレインの森のタイミングで再び遊び始めます。
丁度エルドレインの再訪だなんて懐かしいなーっていうのはありました。
…書いてて思い出したんですけど、もしかしたらミヤシタパークのmtgのイベントが一つ契機としてあったかもしれません。
正直、そんなに大きなイベントでも無くて、ササっと見終えてしまった覚えがあるのですが…。でも確かにこれで久々に遊んでみるかなーと思ったのは覚えてます。
ってことは間違いなくきっかけのひとつではありますね。我ながら単純…。
ヒストリックフォーマットとの出会い
ということで復帰するのですが、この時にショックだったのがかつて集めていたカードのスタン落ちです。
元々遊戯王のガキだったのもあって、あんまりスタン落ちに馴染みがなかったんですよね。
となった際に、せっかくだからこれまで集めることができていたカードも使えるフォーマットがいいな、ということでヒストリックという一番カードプールの広いフォーマットに触れるようになったのを覚えています。
24年の今現在だと、一番広いのはタイムレスなんだけど…
当時はなかったのよね、ヒストリックが一番広かった時期もあるのよ
最初に触ったのがマルドゥリアニメイトでした。
今現在もブイブイ言わせている偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierを墓地に落として、リアニメイト(蘇生)することで無理やり早期に戦場に出すデッキです。
ちょっとお高めのデッキなのですが、前述の通りしっかりと資産を貯めていたので、特にお金を追加で入れることなく完成させることができました。
今は環境が巡ってそこまで強い訳ではないので、画像だけ置いておきます。
組んだキッカケは単純にどなたかのサイトで(ちょうどここみたいな)今はマルドゥリアニメイトが強いんですよ!!トップティアです!!
という感じで紹介されていたのと、いくつかの動画などを巡って間違いなさそうだと感じたからです。
実際、リアニメイト戦術という大きな題目はあるものの、使ってみるとグッドスタッフといいますか、それぞれ単体でも強いカードがシナジーを形成している形で、強さに納得してしまいました。
税血の収穫者/Bloodtithe Harvester、鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breakerの二枚はえぐいシナジーがありますし、血トークンや2章のルーティングでデッキを回しながら蘇生先を墓地に仕込むことができてとても理にかなっていましたし。
お相手のデッキによってはこの二枚だけで完封することも珍しくありませんでした。
現実の断片化/Fragment Reality、波の巨人、クルシアス/Crucias, Titan of the Wavesこの二枚はMTGAにしか存在しないアルケミーのカード、アリーナオリカなんて言われたりもしますが、それぞれとても強く、時期は違えど両方強すぎて修正された経験持ちのパワーカードです。
極めつけは、リアニメイト先として仕込んでいるセラの使者/Serra’s Emissaryですね。
このカードだけは知名度もあまりないかもなのでしっかり書かせてもらいます。
Serra’s Emissary / セラの使者 (4)(白)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
セラの使者が戦場に出るに際し、カード・タイプ1つを選ぶ。
あなたとあなたがコントロールしているすべてのクリーチャーはプロテクション(その選ばれたカード・タイプ)を持つ。7/7
ある程度マジックをやってらっしゃる方でないと、強さが分かりにくいかもしれません。
例えば、この子が戦場に出た時に、クリーチャーを選択するとします。
するとそれ以降、クリーチャーからのダメージはセラの使者が生きている限り全て無効になります。プロテクション(クリーチャー)になるわけなので。
これが中々にえげつなくて…!!しっかりと相手のデッキの戦術を見切って、適切なプロテクションを選択してあげると勝ちます。クリーチャーって言っとけば割と勝てたり。
前述のルーティングも、セラの使者のプロテクションも、プレイヤーが上達すればするほど真価を発揮するタイプのデッキになっておりまして。
筆者も結局、半分ぐらいも真価を出しきれていないかと思うのですが、それでも楽しく遊べました。
このデッキでマジックの楽しさを理解できた気すらしています。一試合は長かったですけど。
MTGAは強くなるとたくさんカードがもらえるようになる
これはちょっと前回の記事のエッセンスを引きずったままの部分になるのですが…。
このMTGAは毎日の勝利報酬だったり、リミテッドの勝利報酬だったりで、勝った人にこそ報酬がもらえるシステムがたくさんあるんですよね。
正直、2020年頃の筆者は特段強い訳でもなく、遊んでいるといってもリミテッドで1勝、2勝してちょこちょこパックを剥いて楽しむという感じでした。
それが、この上の通りしっかりしたデッキを組むようになって、資産が倍近く増えます。
純粋にミシックが狙えるようになって、当サイトの一番最初の記事でも書いていた通り、遊べる付きにはミシックを踏んで毎日の勝利報酬、到達報酬をしっかり回収できるようになったからですね。
そしてそれと同じくらい大きかったのは、イベントモードの存在です。
参加費を払ってゲームに挑み、負け越せばほぼ何ももらえず大損、勝ち越せば勝利数に応じて豪華賞品がもらえるというモードです。
7勝できると、参加費が少し割り増しされて帰ってきて、おまけにパックも貰えるという激ウマ大感謝モードなのです。
上述のデッキで、何度か完走して無課金ながらもパックを増やしたりすることができました。
冬の時代来たりて
とまあこんな感じで、23年以降は、ちょくちょくカードを増やして遊ぶことができるようになったことで楽しくMTGAと向き合うことができました。
ただ、そんな筆者にも冬の時代が訪れます。
丁度この記事がそのまま嫌な気持ちを記載している記事になります。
詳細はこの記事を読んでいただくと早いのですが、簡潔にまとめると以下の一文です。
モダホラ3のタイミングで今までのデッキが通用しなくなってつまらなくなったから。
これも上述していますが、モダホラ3がそのままMTGAに採用されたことでヒストリックの環境が激変し、先ほどあんなにつよい!たのしい!って書いていたマルドゥリアニメイトがちょっと微妙な感じになってしまったのです。
個人的に、天下のイゼットウィザードすら型落ちしかけたって聞いて
びっくりしちゃったんだよね
まあ、カードゲームなんて新カードが追加されるのこそが楽しみ、みたいなところもあるけどね、環境が変わるのも当然ちゃ当然よ。
しかし、ヒストリックで勝てなくなってしまい、環境のデッキを握っていない状態になってしまった私はこのゲームとの距離が少し開いてしまいました。
そんな中でも、どうにか一,二か月後に手持ちを吟味して、ある程度流用が効きそうなスタンのデッキを組んでみたのですが、それなりにティアの高いデッキのハズなのに全く勝てず。土地ばかり引き。
多分、ヒストリックとはいえ一度ミシック踏んだ人間が別のフォーマットで低いラダーを登ろうとしたということで、何かハンデを背負わされていたように感じました。
上の理由はあくまで邪推でしかないのですが、本当にこのmtgというゲームで満足にデッキが回らないのはかなりの不快体験で。
この経験をしたことでMTGAを不快だと意見を表している人の気持ちをしっかり理解することができました。ポジティブシンキング。
そんな折に公開される例のコラボの情報
ここからは、もう現在の話になります。
ついこないだに発表されたFFコラボの話題ですね。
この記事の頭の方にも書きましたが、筆者はFFで知り合った人たちとこのゲームを遊んだということで結構楽しみになってしまっているんですよね。
それに伴って、もう少しだけ遊んでみるか。。。と先ほど回らなかったスタンのデッキを改善しながら遊んでみることで、どうにかスタンでもミシックを到達することができました。
要するに、FFの話がなければMTGA自体もう遊んでないんですよね。
それだけ、本格的なカードゲームを遊ぶためにはある程度事前の勉強だったり、環境の理解が必要なのだなーというのを肌で実感できました。
例えば、周りに一緒に遊んでいる人がいれば、情報を交換しあったりして楽しく遊べるのかもしれませんが。私は孤高のソロプレイヤーになってしまったので。
この経験があるからこそ、あっさり目の味付けで対戦せずともカードを楽しめるポケポケは、これはこれで良いものだな、と感じることができたのです。
はい。私の体験談としては以上になります。
まとめ
ということで、ダラダラ書いてしまいましたが、読んでいただけた方には、歴は短いながら酸いと甘いの両方を経験していることをわかっていただけたかと思います。
そして、ポケポケを激賞する理由も。
あんまり意識していなかったのですが。ここ数日の3件の記事は連作みたいになっていますね。
個人的には、以下のことをまとめてお伝えしたいです。
6,000字も書いておいて最後ディスりで終わるのね…!!
もう一点だけ、適宜お金を入れてしっかりデッキを組めばMTGAもこんなに不快に思えず楽しめるかもです。妥協したデッキ握ってるから楽しめていない説はある。
FFコラボの頃には、シャドバの新作も出ていると思いますし。また延期とかしなければね。
ゲーマー各位は、色々なゲームの経験を得ながら少しずつゲーム自体との付き合い方を上手くなっていくものだと思っています。
何度も言いますが、もしこんな長文を興味だけで読み進めてくださった方がいらっしゃるなら、一回軽くゲームを手に取ってみてもいいかもしれません。
間違いなく、歴史と伝統のあるカードゲーム体験としてマイナスにはならないと思います。極論土地しか引かねぇ!!!っていうのもこれぞマジックな体験ではありますからね!!!!
この記事は以上になります。最後までありがとうございました。
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