現状のモンハンワイルズについて中庸に書いていく記事

ゲーム

どうもエミリーです。

最近、特定のお気に入りゲームしか遊べていなくて、この連休になにか別なゲームを…と考えたところそういえば次に遊ぶのは夏休み頃と宣言していたゲームタイトルを思い出しました。

モンハンワイルズです。

前回、5月に歴戦王レダウが実装されたときに遊びまして、その時はまだここまでひどくなかったのですが、それ以降のネットの評価を追いかけていくと、結構激しい低評価の嵐を受けていまして。

出た当初から、ストーリー重点の今までとは違ったプレイ体験から人を選ぶという部分はかなり言われていて、実際にもsteam上の評価で言うと賛否両論だったのですが、ここ数か月の部分で行くと圧倒的に低評価です。

どうしてこうなってしまったのか、私も実際に遊んだり意見を確認したうえで書いていきます。

また、これまで私はこのゲームについて、基本的にボリュームは少ないけどアクションゲーム部分自体は楽しいし、コンテンツも今後拡充されるだろうし、今のうちに気になる人は買っておいてもイイと思うよ!!PCで遊ぶ場合は最適化を待ってもイイかも。

というスタンスでした。この意見、感想自体は今時点でもあまり変わっていないです。世間の意見の紹介の前に、最初に私自身が実際に遊んでどう感じたか、という部分を表明させてください。

ゴールデンウィークモンハンエンジョイおじさん
モンハンワイルズの四月末から五月にかけて新コンテンツで遊んだ感想をズラッと並べます。
モンハンワイルズを心ゆくまで楽しんだオッサンの感想文
今話題のモンハンワイルズを実装当日分クリアしたので、感想を書いています。 ひとしきり楽しんだうえで、巷で話題の部分にも言及している感じですね。

当サイト管理人的ワイルズ評価

先ほど、近々に追加されたラギアクルス、歴戦王ウズトゥナを遊びました。

中々面白かったです。特にラギアクルス!!

トライの看板として鳴り物入りで登場し、その後も電撃を駆使する特徴的な戦い方から人気も高かったのですが、最近の作品ではあまり見かけなかったので、今回最新作で電撃を轟かせながら現れたのはカッコよかったです。

特に水中戦はかなり動きが制限されるものの、しっかり海の中の環境を利用して地上とは違う威力の高いスリンガー弾を使えたり、アクションゲームの要素として面白かったので満足度が高かったです。(まあ毎回あるのはちょっとテンポ悪い気はします。)

逆にウズトゥナは、正直期間が空いたことも重なって、歴戦王でも何が変わったのかよくわからず、波が鬱陶しくて楽しくなかったです。…いやまあ波が特徴的な敵なのはわかるんですけども!!

普通に元からあまり好きじゃないタイプの敵だったので、今回はタイムアタックも見送りました。

PS5版で軽く遊ぶ分には普通に楽しいゲーム

とまあ新コンテンツ周りへのお話もしましたが、基本的に最初からあったコンテンツ、未開の地を冒険しながら少しずつ現地の生態系を解き明かし、お話が進行していく形は私は楽しかったんですよね。

記憶を消してもう一度遊びなおしたい!!とか、そういうレベルでは全然ないんですが。目新しさもあって新鮮な体験として遊ぶことはできたんです。

そういうこともあって、はじめっから駄作!!全く面白くない!!と断じられるほどのゲームではないという風に思います。私は普通に楽しく遊べています。

…ゲーム自体がそれなりにお高い値段設定で、今時点でそれに見合うかといわれるとちょっと苦しいのですが。

加えて私が近々ドハマりして全人類に試すだけ試してもらいたいNIGHT REIGNという作品が5000円前後で遊べることを考えると、正直お値段だけ見るともう少し安くなってからでもいいのかなと考えてしまうのが現状です。

PC版は間違いなく最適化が不足している現状がある

また、一点強めに言っておきたいのは、PC版への最適化は間違いなく難がある状態です。

なので、steam版の方で評価が低いのは当たり前といえば当たり前なのです。散見されるバグや、ゲームのクラッシュ報告などが間違いなく評価を下げている要因の一つ。

そもそも、今作はそれなりにゲーム自体が要求してくるスペックが高いのも相まって、ゲーム側の設定をしっかり調整できないプレイヤーだったり、最高品質の映像が必要になる配信者さんのPCが耐えられなくてクラッシュ、逆にゲームの宣伝のハズが逆効果になってしまうなんて事件もあって悪評が広まってしまいました。

…こういう機材側の問題って、原因はコレ!!!って断言するのが難しいんですよね。

もちろん、ゲームで遊んでいる最中にイカレたのであればそれが原因の一つなのは間違いないんですが。

元々経年劣化でPCがイカレ気味で、トドメを指す形になっちゃったとか。

そもそも最近の酷暑でPCに凄い負担がかかっていたとか。

もし本当に遊んでいる人全員がぶっ壊れたなら、それはそれで間違いなく向こう側の責任として動きがあるはずなので、現状は不安定な動作のゲームというレベルの話しかできないのです。

なので、何かあった時にそういったトラブルシューティングまでできる人でなければ、PC版の購入は現状考えた方がいいのかもしれません。

不評の原因に踏み込む

とここまで書いてきまして、じゃあ不評の原因はPCの最適化不足が原因で、PS5版なら問題なく楽しく遊べるし、今現在の評価は不当であるのか。といわれると…。

最適化不足以外にも原因はあります。

むしろ一番の問題点である「遊んでいる人を不安にさせる、失望させる方針を取ってしまっている」ことについて解説していきます。

度重なるプレイヤー側への不利になる調整、ナーフ

個人的には一番の不快要素になっていると思われる部分です。

ゲーム用語でナーフといわれるのですが、一部の強すぎる技や圧倒的に効率のいい行動の数字をいじって、弱体化、弱くすることをナーフといいます。

このナーフを枚挙に暇がないくらいに行っているんですよね。

モンハンシリーズは毎作、何種類も存在する武器からプレイヤーが好きな武器を選んで、その武器を作成、強化していくことで強くなっていきます。

しかし、今作では複数回武器の動き自体のナーフというのも行われているのが現状です。

これ、普段ゲーム遊ばない人には何とも説明が難しいのですが、遊ぶ側としてはこれまでの練習を全否定されるとても不快なアップデートなんです。

もちろん、対戦ゲームであればバランス調整として、競技としての適切なバランスを維持するためにこういった調整が入ることは珍しくないのですが、このモンハンワイルズは現状PvE、対戦ゲームではないのでこういった度重なるナーフは本来必要ないはず。

コンテンツが乏しいなりに今後も遊び込もうと意気込んで頑張って遊んでいた人たちの、やり込み、練習を踏みにじるような調整…。もしかしたら今使っている武器もナーフが入るかもしれない…とゲーム自体遊ぶのが馬鹿らしく可能性があるものなんです。

特に武器バランスは、確か記憶が正しければ一番最初のベータテストの時にもかなり不評な状態だったので、いつまでたっても嫌がらせしてくる!!みたいに感じてしまった人も多いんじゃないかと思うのです。

他にも、ゲーム内のいわゆる稼ぎの効率を下げるようなナーフもありました。私は狩り以外あまり興味がないので未体験だったのですが、ゲーム内の希少なアイテムを高速で周回、収集できる方法が広まっていたところ、そこもすぐにナーフされてしまう、といったことがありました。

繰り返しますが、ハンティングアクションの部分も、フィールドの収集要素についても、プレイヤー側は遊びながら体得したり、出回った攻略情報を検証したりして自分のものにしていく楽しみがあります。

それを軽い感じでナーフされてしまうと、プレイヤー側からすれば自分の楽しみを奪われたような感覚に陥るのです。特に、後述するコンテンツの出し惜しみ感も相まって、コンテンツ出し渋っているくせになんでこういうところだけ対応早いのか。と反感を買う要素になってしまっているんだと思われます。…というかそういう声を実際に聞きます。

コンテンツの出し惜しみ

直系の前作に当たるワールドに比べて、ゲーム内のコンテンツ追加のスピード感が足りないという風にも言われています。

実際のところは、今時点でタマミツネ、セルレギオス、ラギアクルスが追加され、他にも既存のモンスターの歴戦王、いわゆる強化個体などがあって、緩やかながらしっかり増えているように筆者視点感じます。

ただ、このゲームはリリース時点でのボリューム(登場モンスター)がそこまで多い訳でもなく、導きの地のようなエンドコンテンツがあるわけでもなく。

さらに言うなら、直系の前作ではリリース直後からイビルジョーの追加、マムタロトの追加といったかなりのスピード感でコンテンツが投入されてきました。

確かに、ワールドと比べてしまえば、既にボリュームと目新しさは負けているように感じます。

特に記憶を辿った際にも、マムタロトはこれまでのどのモンスターとも違った特殊な戦闘システムでしたし。その当時仲良かった人たちに色々聞きながら攻略して、遊んでいて面白かった記憶があります。

あれと比べてしまうとまあ確かに…。現状は同じことの繰り返ししかやることがないゲームという風に感じてしまう部分はあるかもしれません。

現状総評、期待していた人ほどショックな現状にある

正直に言うと、私もこの不評の嵐を聞いたときはいう程のゲームだったかな…?と感じてしまっていました。

しかし、上記の通り情報を調べていると、特にこのゲームに期待していて、やり込もうと頑張っている人ほど嫌な気持ちになる更新の数々が行われていることが分かりました。

特にナーフは個人的にかなり印象が悪いです。そこまでこのゲームやり込んでなかったので最初の時点では把握していませんでしたが、これはいうなればせっかく色々研究して楽しく遊んでいるプレイヤーに「なに必死になってゲームしてんだよw」と冷や水をぶっかけるような行為です。

最初は好意的に遊ぼうとした人たちが、こういった裏切る形の施策の数々でいわゆるアンチ側に回って、今の激しい低評価な現状に繋がっていると考えると現状は凄く腑に落ちました。

そうやって開発が信用できなくなれば、今後の展開にも期待が持てなくなり、(どうせまたナーフするんでしょ?といった感じ)ゲームから離れていくという展開に繋がりますからね。

私自身も、去年の夏の大狩猟展に行った時から割と楽しみにしていたにも関わらず、やることねぇしアプデまで別のゲームやってよ!!と早い段階で見切りをつけてしまったので、傷が浅かっただけなのです。

現状について、そんなに悪いゲームじゃなかったよ!!といってる人達は、この記事を書きだす前の私のように最低限の部分をスルっと撫でた程度で、深くやり込もうとした、期待して遊び込もうとした人たちの視点が抜けているのだと思います。

ここからの逆転に私は期待しています

…今回の件、私自身もあまりに界隈の熱量が凄くて触れようか迷ったのですが、一応リリース初日から遊んだ上で、失望して怒っている人たちの感覚も、擁護している人たちの感覚も両方理解できたつもりなので、こうやって文字に起こしてみました。

もしかしたら全然わかってない!!と思われる方もいるかもですが、さらに詳しい不興を買った流れをご存じの方は、お気軽にコメントなりで教えていただけたら嬉しいです。

改めて、私個人的な意見を述べれば、ワイルズまあまあ好きです。

というのも判官贔屓ではなく、例えば今回のイベントでラギアクルスとの戦闘前のやり取りであった、エリック君の「なぜ赤い竜が怒っているのか、そこには理由があるはず!!」みたいな寸劇が結構好きなんです。少数派の意見かもしれませんけど。

ぼーいねこ
ぼーいねこ

この場合の赤い竜ってのは、熱心なモンハンファンね。そんでラギアクルス…。
この場合は自分のこだわりのゲーム体験を押し付けてくる奴がいて、それで熱心なモンハンファンは好きだったモンハンが別物に変わって不機嫌になるの。それでラギアの討伐を決断するんだけど、そこをハンター様は…

あどばんすいぬ
あどばんすいぬ

…何の話をしているの?

それに、今回の低評価の運動はしっかり開発陣に届いていて、一つずつ現状を改善していくことだって理屈の上ではできるハズ。

もし今回裏切られたと感じた人たちすら戻ってこれるような、とても面白いこれぞモンハン!!なコンテンツをしっかり提供し続けることができれば、少しずつでも評価は回復してくるんじゃないでしょうか。険しい道のりにはなるでしょうけど。

改めて、私も去年からゲームショウだったり大狩猟祭であったり、色々なところで期待されているこの作品の状況を見てきたので、現状についてはかなり残念に思います。

ただ間違いなく、これは期待の大きさからくる裏返しでもありますし、過去に好評だったモンハンだって同じカプコンのタイトルです。やりようはあるはずなんです。

ここからゲームのアップデートで、持ち直してくれることを期待しています。

この記事は以上になります。最後までありがとうございました。

 

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