いつもお世話になっております。エミリーと申します。
今回は、例によって前回お話したマーベル・ライバルズの簡単な感想と、これらを遊んで特に感じたゲームジャンルの先発、後発についてのお話です。
対戦ゲームになると如実に感じる、そもそもの歴の差、というのが結構ゲーム体験に影響を及ぼすのではないか、と思いまして・・・。
説明していきます。
とっても良くできていたマーベル・ライバルズ
先日記事を書いて、実際にも遊んでみたマーベル・ライバルズですが、かなりのクオリティの高さにうなってしまいました。
よくできてらぁな。
後追いで出た作品だけあって、過去作品のゲームの悪評の多いところはケアされているように感じました。
個人的に、いわゆるロールの縛りが完全に取っ払われているのが偉大に感じました。
これまでのヒーローシューターは、タンク、DPS、ヒーラーの3つのロールから均等に選択してチームを編成するのがマストでした。なので、本当はDPSがやりたいんだけど…みたいなのがこの手のゲームのあるあるだと思うのですが。
この作品に関しては、そういったチームを編成する際のロールの制限が取っ払われているので、全員DPS(ファイター)みたいな漢気溢れる編成も可能です。
また、いわゆるヒーラーに該当するストラテジストも、全体的に使っていて楽しい仕上がりに感じました。
筆者はロケットラクーンやランドシャークのジェフ君、すこーしだけロキを使っただけなのですが、いずれも撃たれ弱さはあるにしても、火力に関しては低くないものをもらっていて、回復も撃ち合いもできて結構楽しかったです。
これはもう昔の話かもしれませんが、この手のゲームのヒーラーは使っていてあまり面白くないイメージがあったので。
これらの点から考えてもゲーム的にも万人が楽しく遊べるシステムをしっかり考えられているのではなかろうか、と筆者的に高評価です。
マーベルが好きであればあるほど楽しいハズ
筆者は前回の記事でも述べた通り、マーベルに関してはにわかです。
ただそれでも、結構な原作への深いリスペクトを感じました。
どうやら、特定のヒーローを倒したときや、仲間になった時など、ヒーロー同士の掛け合いがたくさん用意されているみたいなんですよね。
正直英語なので何言うてるか半分もわからなかったんですけど、そもそもマーベルのキャラがこれだけ入り乱れて大乱闘するというシチュエーションなので、様々なボイスが用意されているみたいなのは感じられました。
筆者が聞いたのは、ソーを使ってスパイディを殴り倒した際に、私にはまだ親愛なる隣人が必要だ…みたいなヤツです。
クソ雑魚の英語力なのであってるかわからんですけど。
他にも、ただマップも原作にゆかりのあるものになっていたり、勝利条件も原作をなぞるようなものになっていたり。
細かいところに愛を感じて、しっかりマーベル作品を追っている人であればあるほど楽しめるのだろうなと。
とてもお金も手間もかかっていて素敵なゲームでした。
しかし、私に合っているかどうかは話が別!!
はい、ここまで書いたのも間違いなく私の感じたことではあるのですが、ここからが本音です。
最近この本音論法がマイブームになりつつある。
端的に、私にはあまり合いませんでした。
間違いなくゲームとしては洗練されているし、楽しい部分もあったのですが、少なくとも今現在の筆者が時間を掛けて遊ぶものではないなと。要素を分けてお伝えしていきます。
まあ、基本的には想定した通りではあります。そもそもチームを組んで遊ぶゲームなので、ある程度一緒に遊ぶ人がたくさんいる人向けというところですね。
お友達と遊ぶゲームだよね
数試合やってすぐにこの気持ちが強くなりました。
やっぱり、マーベルが分かるお友達と遊ぶゲームだと思います。
少なくとも一人で遊ぶゲームではないかと。
ゲーム自体が、ボイスチャットで味方と声を合わせながら遊べるようにできていますし、そういった遊び方が想定されているようにも遊んでいて感じました。
その点ザコボッチオジサンの筆者はやっぱりあわないなと。というか、完全に野良ソロで遊ぶのでなく、二人、三人くらいからでも人を集めて遊べばまた変わってくると思います。
もし今後、誰かと遊ぼうとなった時は選択肢の一つとして挙がるゲームではあると思いました。キャラクターの部分は凄い良くできてるし。
やっぱり一試合に時間がかかる
これはクイックマッチで遊んでいてもとみに感じたのですが、そもそも一回の試合にかかる時間がそれなりに感じてしまいます。
スピーディに何試合も遊べるならともかく、結構一戦一戦がヘビーなので、ある程度遊ぶときにどっしり構えて遊ぶことが必要に感じました。
ゲーム内で、デイリーミッションみたいなのを発見したんですけど、このゲーム毎日遊ぶにはヘビーじゃないかな?と少し感じてしまったのですが、遊び慣れてくるとそうでもないのですかね?
このゲームから始めた人は苦労するかも?
さて、ここからは本題の時間です。
記事タイトルにもした、先行者の存在のはなしです。
正直、稼働初日にしては皆ゲームとても上手に感じたのですが、恐らく当記事のタイトルでもある先行者の存在が大きいと思います。
というのも、このゲーム、ほぼオーバーウォッチだからです。
経験がある人なら、このキャラはあのキャラで、戦い方も流用出来て…というのをすぐに感じ取ることができると思います。
これが何を意味するかというと、オーバーウォッチの経験の有れば稼働初期のゲームながら既に大きなアドバンテージを得ていることです。
実際、ウルトの撃ち方や、テレポーターの使い方など、数戦しただけですが既にとても上手に使いこなしている方がたくさんいらっしゃいました。初日のハズなんだけど…。
キャラが多いのも今の時代にあっている?
前記事の際に、キャラが多いのはどうなんだろうかという話をしたのですが、実際に遊んでみると、結構なボリュームに感じました。
ただ、これも恐らく今の人ならこれくらいこなせるであろう、という前提もあると思います。
そも、類作の経験がある人なら先ほどの流用の考え方で、一キャラ一キャラをすぐに理解であろう。という考え方のもと、キャラが多くなっていそうなのです。
…ようするに、これらのことを総合すると、ゲームのボリューム的にも、要求される技術、知識的にも、既にオーバーウォッチ等の類作で遊んでいる人に向けて作られている部分がとても大きいように感じました。
なので、最初に書いた通り、せっかくのマーベルのゲームだから、とこのゲームから始めた人は妙に上手な周りの人にしばらくもまれ続けることになるかもしれません。
まあ、とはいえ、最近はインフルエンサーさんが分かりやすい解説動画を上げてくださったりもしているので、努力次第ではそこまで難しくなく追いつけるようになっているのかもしれません。
逆に言えば、かなり体系的にゲームの技術や戦略は言語化されているというコトだとも思います。
とはいえなぁ…。何かこう今作からの初心者さんにも公平なゲームで遊ぶ機会がないと、想像以上に皆さん上手だったもんで、ちょっと心配ではあります。
逆に私も、このゲームをこれから類作経験者に追いつくくらい頑張って毎日楽しく遊べるようにするぞ!!というだけの熱量を持つことができなかったというのもあります。
周りにそういった熱量のある人がいれば全く問題ないんですけどね。
逆に、このゲーム頑張りたい人は、近くにいる類作経験者に教えを乞うと楽しく遊べるやもしれませんね。
めっちゃよくできてるから、対AIモードみたいなの欲しいかも
確か本家たるオーバーウォッチでも、ジャンケンシュタイン?でしたっけ?
対人戦ではなく、CPU戦を遊ぶモードがあったと思います。
筆者が遊んだ時にはそういったモードを見つけられなかったのですが、上に書いた初心者さんでも楽しく遊べるモードの一案として、このゲームにもそういうものがあっていいと思います。
例えば、ドゥームボットの群れが攻めてきた、とか、ウルトロンでもいいですけど。
そういうのがあれば、筆者ですら楽しく遊べるし、各ヒーローの特徴も遊びながら覚えられるし。
とにもかくにも、もしかしたら初めてTPSで遊ぶかもしれないマーベルにつられてきた子どもたち、お兄さんお姉さんたちがこの修羅の巷に放り込まれるのはちょっとかわいそうな気がしてしまいまして。
気付かなかっただけで、もしかしたらそういった何かしらうまいマッチングの仕組みがあるのやも…ですけど。
まとめ
全てのゲームにおいて、例えば格ゲーでもFPSでも、カードゲームでも。
初心者さんが遊ぶと、既に他のゲームで修行を積んできた人たちには対戦で中々勝ちにくいという現実があります。
まして、このライバルズくんは、チーム戦であり個々人の腕を磨くのがちょっと難しめなタイトルでもあります。
1on1なゲームであれば、じっくり何度も反復して腕を上げることができるのですが。
とってもよくできたゲームだからこそ、こういった問題点が浮き彫りになるような気がしてしまいまして、今回文字に起こしておくことにしました。
ただ、本当に偉大なのが基本無料でとても遊びやすい上に、お金を払わずとも五分の対戦が楽しめるタイトルになっていることです。
こういったタイトルはやっぱりありがたい上に貴重なので、お友達と遊ぶときには是非選択肢に挙げていいと思います。
私も、トモダチという存在が、いつか、出来た暁にはこのゲームのことを思い出そうと思います。
…向こう20年くらいを目途に。
この記事は以上になります。最後までありがとうございました!!
ごめんなさい、少し前の更新で日本語音声未実装、みたいなことを書いてしまったのですがしっかり確認すると問題なく実装済みでした。
しっかり対応してくれているあたり本気度がうかがえます。友達作るかなーおれもなー。
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