ぐんまけん!どうもエミリーです。
今度の8月1日から渋谷のパルコにてMOTHER2のひみつ。という展示が行われます。
せっかく開催とのことなので、これに乗じてMOTHER2の話をしようと思います。私好きなんですよねこのゲーム!
この渋谷パルコ8階のほぼ日スペースでは、定期的にMOTHERシリーズの展示が行われているのですが、今回はMOTHER2の30周年記念ということで、資料の展示をして下さるようです。
楽しみです!!
そもそもMOTHERシリーズとは?
例によって説明から入らせていただきます。MOTHERシリーズはファミコンで展開されたRPGゲームです。
一作目はファミコン、二作目はスーファミ、三作目はGBAで発売されました。
この作品は、有名な理由のひとつとして、糸井重里氏が企画し、全体的なゲームデザインを担当なさったことです。
当時のRPGは剣と魔法の世界が舞台になるのが基本だったのですが、このゲームは一貫して超能力に目覚めた少年が主人公の現代劇なのです。
これだけ書くとちょっと身構えてしまうかもしれませんが、ゲーム本編はいたってわかりやすい内容です。子どもでもわかりやすいような世界観になっています。
というより、子どもの視点で見た現代の世の中というのが大きなテーマにになっているので進めているとなんとなく親しみが持てます。
まさしく大人も子供も、おねーさんも。なのです。
個人的には、ネタバレ等を食らう前に、興味があるのであれば是非ご自身で遊んでみて欲しいです。
色々とプレイヤーを驚かす(といってもホラーなものではなく)仕組みが詰まっていて、前知識はあまりない方が楽しめると思うからです。逆にネットだと、名作だしみんな知ってるよね!の感覚で色々ネタバレがあるので、
今なら、以下の3点を用意できれば、今すぐにでもシリーズ全作遊ぶことができます。
- ニンテンドースイッチ
- オンライン環境
- スイッチオンラインへの加入
…この辺りは公式のホームページにも詳しく説明があるので見てみてください。
ここからは個人的な思い出とか好きなところとかを語っていきます。ネタバレはなるたけ抑えめにしておくので気軽にどうぞ。
どせいさんって知ってますか?
皆さん、どせいさんはご存じですか?
このサムネのピンクのまんまるのやつです。リボンがチャームポイントのカワイイヤツです。
このどせいさんは、まぎれもなくこの「MOTHER2」出身のキャラなのです。
実は、皆さんも聞いたこともあるかもしれないスマブラというゲームに定期的に出演しており、投げつけて相手にぶつける飛び道具という衝撃的な役回りで出演しています。ちなみに原作で投げつけたりはしてなかったハズです。桜井さんなんでです??
筆者はアラサーで、子どもの頃からこのスマブラシリーズでその時々の友達と遊んでいたのですが、子どもの頃は皆MOTHERというゲームも知らず、スマブラオリジナルキャラという風に勘違いしている子がとても多く、そのたびに滔々とこのゲームの話をするという小中学生時代を送っていました。
我ながら、当時からクソキモオタゲーム少年だったんだな、と鼻が高いです。肝心のスマブラは雑魚でしたが。
MOTHER1,2について
私の場合は、いわゆる夏休みにいくおじいちゃんちにこのゲームがスーファミと一緒に置いてあり、夏休みのたびに(ほぼ去年の経過を忘れながら)少しづつ進めていくというすごく特殊な進め方をしていたので、このMOTHER2への思い入れがそれなりにあります。
今年の初めに、イベントが開催されるのを契機に、スイッチで遊べるようになったので2をやり直し、1も初見プレイをしたのですがとてもとても面白かったです。
しかも、個人的に意外だったのですが、1の方が面白く感じました。
プロローグの祖父の日記から、ラスボスまでの話がしっかりと一貫していて、マジカントから最後のラスボス戦の流れは号泣してしまいました。あとイヴまわり。
ただ、1はファミコンだったので、細かいシステム周りがさすがに古い感じで、今時のゲームに慣れている人だと少し不便に感じるかもしれません。
それでも、やはりお話の面白さや、今の作品にも通じるRPGの普遍的面白さ、冒険して、レベルを上げて、装備を考えて、状況に応じた魔法(この作品だとPSI)を使って攻略するという遊び方は確立されており、個人的には最近の作品に負けず劣らず楽しかったです。
また、MOTHER2はスーパーファミコンなので、完全に今時のゲームとして遊べるハズです。1が一本の芯の通ったストーリーであるのに対し、2は地球を舞台にした大冒険をしている感じが楽しいです。
みんな大好きムーンサイドもそうですし、個人的には初めて地下世界に入った時の感動が凄かったです。昔の技術的な制約の大きなゲームでも、アイデア一つでここまで冒険感が出せるものかと感動しました。
…ちなみに、MOTHER3は恥ずかしながらまだ遊べていません。ごめんなさい申し訳ないこんなんでゲーム好きを名乗るだなんてバチが当たります石を投げないでぐえええええ!!
せっかくなんで近いうちに遊びます…!スイッチで遊べるようになりましたしね。(今年の初め時点ではまだ遊べなかったんですよ!)
刺さる人には強烈な印象を残すゲーム
ちょこちょこネタバレがあるのですが、この記事をおススメさせてください。すでに遊び終えた方向けかもわかりません。
糸井重里氏にこのゲームの企画ができ上がるまでをインタビューし、それをマンガ化しているものです。これも、マンガを描いてらっしゃる田中圭一先生のMOTHER愛が伝わってきて素敵なんです。
他にも、ポケットモンスターというゲームがあるのですが、あの作品も、町を冒険する部分はMOTHERを参考に作ったといわれています。
主人公の帽子を被った男の子のモチーフも、そのままMOTHERから来ているというのは有名かもしれません。また、遊んでいると細かいUIも踏襲されているのを感じられます。
さらに、少しだけ前の作品になってしまいますが、メガロヴァニアで有名な「UNDERTALE」もこの作品の影響を色濃く受けています。
実際に制作されたトビーフォックス氏も、影響を受けたゲームとして名前を挙げています。
ということで、業界の人がこんなゲームを作りたい、こんな作品を作りたい、と思わせる凄さがある作品なのです。
まとめ
いかがでしたでしょう。MOTHERについてまとめてみました。
今年はMOTHER2の30周年というコトで、盛り上がりがまだまだありそうで楽しみです。
途中でも書きましたが、今年の頭にも渋谷でこの作品のイベントがありまして。
その際には来場した人が付箋にメッセージを書いて貼るスペースがあったのですが、20年以上前の作品とは思えないくらいほどに熱いメッセージが多く、皆このゲームが大好きなんだなと感じることができて、凄い幸せな空間で満足感が凄かったです。
今回は資料展示ということなので、少しだけ復習をして遊びに行こうかなと思ってます。
また、今回何度もリンクを入れさせていただきましたが、公式でもたくさんこの作品を取り上げてくださっているので、今から好きになっても存分に作品を追う楽しみ方はできると思います。
8/9追記
展示に行ってきました、とってもよかったので感想で別記事を書いています。
お詫び、ごめんなさいしばらくURL間違えてました、修正しました。
この記事は以上になります。ありがとうございました!
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