前回までのあらすじ
言語解析戦争にはばっちり敗北したものの、初めてのお隣さんは平和主義で、比較的おとなしい素敵な方たちでした。
未熟な星間国家である国際地球連合は、彼らとどうにか良き関係を構築するべく、一生懸命頑張ります。


仲良くしておいて悪いことはないわ!!

向こうから連絡してくれたり、感じの良いお隣さんだよね
…技術力は僕らより上みたいだけど
外交のチュートリアルをしよう
さて、言語の解析が済んで交流ができるようになると、相手の国のいくつかの情報が手に入り、様々な交渉をすることができるようになります。
そのあたりを簡単にチュートリアルがてら説明させてくださいまし。
交信画面から相手の国の情報が得られる
ホットキーなり、画面左メニューなりから交信画面を開くと、プレイヤーが発見している各星間国家の一覧が見られます。
パリリアンは厳密には星間国家じゃないんですが、上の前FTL文明も表示する、の部分にチェックが入っている都合、この画面にも出ています。
この画面で、Star Dynastyとは交信可能になってからまだ日数が経っていないので、詳しい情報はあまり入っていないのですが、この画面だけでも新しい情報が二つあります。
まず一つは、向こうはこちらと仲良くしたいと思っていることです。
ステータスの部分に、フキダシと黄色い上向きの矢印のマークがありますよね。
これは、カーソルを合わせてみると分かるのですが、関係改善活動を行っていることを意味します。
向こうから、こちらと仲良くできるように努める活動を行っているというコトですね。
そしてもう一つ、戦争のマークに剣を交えているマークがあります。
これはどこかの国と戦争中であることを意味します。

平和主義なのに戦争してるんだ!?

タチ悪いのに絡まれたか、クーデターでもあるのか…
もっと別の理由もあるかもだけど
この画面から、さらに進んで、外交画面を開いてみましょう。左下の外交のボタンからいけます。
外交画面で交渉、相談をしてみよう
これが個別の外交画面になります。
右を見るととたーくさんの選択肢がありますが、一つ一つ見ていけばそこまで難しいことはないので。今回は使うものに絞って具体的なところをお伝えしていきます。
まず、恐らくある程度のプレイヤーなら全員使うことになるのが、貿易協定の提案です。
これは、資源のやり取りをしたり、情報を交換し合ったりするのに使う画面です。
今回は、とりあえずお相手の国土の情報が一番に知りたいので、お相手に提供してほしい右側情報のタブから通信の確立とアクティブセンサーリンクの情報がもらえないかお願いしてみます。
これが、貿易協定から遷移した画面になるのですが、画像を見てもらった際に中央の数字が-5になっているのがわかりますかね?
こちらも、左側のタブ(自国側)から、それ相応の資産や情報をお相手に提供することで、この中央の数字を0にして、交渉が成立します。
今回は、当国家の3か月分の鉱物を渡すことで同意してもらえたので、既にStar Dynastyと通信が確立している帝国と、我々も交信ができるようになること、Star Dynastyの領土の全量を確認できることになりました。
はてさて、なにが出てくるでしょうか。
Star Dynastyから提供された情報を確認しよう
ご近所さんとの初対面
さて、上記の交渉で手に入った情報がすぐに反映されます。
まず、向こうさんの戦争中のお相手だったゴルのCoalitionという星間国家との通信が確立されます。
この方法だと、前回のように言語の解読プロセスを経由する必要がないのでありがたい。
Coalitionは、なんと狂信的な軍国主義国家だそうで。
しかも、通信が確立してお相手の位置を確認すると、レーンが繋がっていないだけで凄いご近所さんだったことが判明します。
とはいえ、今回はたまたま先に遭遇したのが少し離れた平和主義国家だったので、平和的に彼らの情報を得ることができてラッキーでした。
ご近所の星間戦争、Star Dysnaty VS Coalition
交信画面からも確認しましたが、CoalitionとStar Dynastyが戦争をしているというので間違いないみたいです。
今回、アクティブセンサーリンクの許可をもらったので、戦争の様子をアクティブセンサーでリアルタイムに確認することができます。
ちょっとだけ覗いてみましょう。
一つ驚きなのが、狂信的な軍国主義と平和主義国家の戦争なんですが、今回攻撃しているのは平和主義国家側なんですよね。

状況から判断して、我々が接触する前に小競り合いがあって報復しているのか、先に攻めないとヤバいと判断したのか…

これってでも、僕たちも同じようにぶん殴られる可能性があるってことじゃない?
平和主義って…??
さらに、Coalitionの領土にカメラを向けると、既にStar Dynastyの艦隊が攻勢をかけているのが見えます。
なんと、Star Dynastyはコルベット26艦、フリゲート10艦からなる艦隊を擁しているのです。
その軍事力査定は2.6K(2600)!!
我が国際地球連合の、擁する全ての艦隊を合わせても軍事力は1K(1000)ちょっとにしかなりません。
もし戦争になっても、彼らと戦えば恐らくひとたまりもないでしょう。
純粋に倍の戦力を持っていると考えて間違いないと思います。現状では。
そして、この艦隊ですが、若干損傷が見受けられること。戦闘中であるCoalitionの方には大きな艦隊が見つけられないことから、どうやら既に大勢は決しているように見えます。
平和主義が勝利してくれるのは、近くに住んでいるものとしては大いにありがたいですね。…こちらに矛先が向かない限り。
Coalitionからも情報を引き出そう
同じように、Coalition側にも通信の確立、アクティブセンサーリンクの要望を送ります。
こちらは2か月分の食料生産分を送ることで許可してもらえました。
こういった交渉は、お相手が戦争中だと通りやすいイメージなので、ある意味良いタイミングで出会うことができました。
今のうちに、可能な限り情報を引き出し、何なら協定を結んでいこうと思います。
ご近所さんとは仲良くしておくに限りますからね。
そういえば、画像を使ってcoalitionをお見せしていなかったです。
ゴロシという種族名の軟体生物みたいです。
良く見るとチャーミング?宇宙人らしさのある宇宙人ですね。
国家としては冷血な資本主義者で、軍閥評議会の国体を採用しているゴリゴリの武闘派…なんですが。
今は圧倒的な平和主義艦隊にボコボコにされて、牙をもがれた弱小国です。
この瞬間はロクな戦力を保有していないみたいなので、もし筆者が覇王を目指していたのなら、宣戦布告して属国化、併合まで考えていたかもしれません。
親密のステータスになっているのも、恐らく今襲われたらひとたまりもないから、でしょうね。

何だかそう考えると少しかわいそうな…

今に至るまでの過程を知るすべがないから、何とも言えないけど…
かわいそうに見えるか、今のうちに叩き潰したくなるかで、性格が出そうね
高難度のシミュレーションゲーマー、ウォーゲーマーならすぐに餌として食いちぎりに行くところでしょうが、今回はやめとこうと思います。こっちの軍隊も弱いしね。
彼らが復讐を成すのか。平和主義国家の末席に甘んじるのか。
何なら今この判断をした我々に、襲い掛かってくるかもしれません。今回は見守ってみようと思います。
Star dynastyから通商条約のご案内
種々の交渉事をしていると、Star Dynastyからも提案が。通商条約を結ぶ提案を受け取ります。
これは、とても簡単に言うと交易を通してお互いが得をするようになるものです。
こちらは仲良くする気満々だし、こちらからオファーを出そうとしていたくらいなので、二つ返事で快諾。
仲良くする地盤が整っていくのを感じます。
他にも、大使館の設置、研究協定の締結など、何なら向こう側から積極的に働きかけてくれるので、もはやズットモ状態です。

ズットモってもう古くない?

確か、国体と政治志向が近しい国家は仲良くなりやすいらしいから
向こうから働きかけてくれるのはありがたいわね
改めて、今後の方針を固める
今回、たくさんの情報が一気に流れてきて、今後の国際地球連合の方向性も少し考える必要が出てきました。
一度、銀河地図を眺めながら、今回手に入った情報を整理していきます。
第3回で示した方針である、西進、東進の考え方によって、横長な国土を獲得しています。
今回知り合ったCoalition、Star Dynastyはどちらも南側、画面から見て下に当たるので、この考え方に沿って行けば、引き続き拡張はできそうです。
と思ったものの、上の銀河地図でもよく見てもらうと分かるんですが、西側がどん詰まりにあたってしまったんですよね。
スペースはあるものの、レーンが繋がっていないので行き止まりになっています。
というコトで、拡張の方角としては南西、北東に向けてもう少し拡張を狙ってみることにします。画面で見て左下、右上ですね。
正直、国土の大きさとしては今回出会った二つの国と、ほぼ同じ大きさを手に入れてはいるのですが、まだこの後の銀河全体規模の駆け引きを見越すと不十分に感じています。
今回は、こちらから積極的に侵略戦争を起こすことは(今現在は)考えておらず、手持ちのカードを使って駆け引きをしなければいけない都合、領土は大きい方がいいですものね。
幸い、立地にはかなり恵まれているようなので、もう少し拡張していこうと思います。

どこかの国が、物凄いちょっかい掛けてきたら、少し制裁をするくらいはさせて欲しいけどね

どのみち、今回ご近所の戦争を目の当たりにしたわけで…
今後も襲われないために、軍拡もしていく必要はありそう
最後に、このゲームの最終的な勝利者を決めるシステムを簡単に解説
実はここまで、このゲームの最終目標的な話ってしてなかったと思います。
ロールプレイとして、ゲーム文化の伝播布教、というのは話しましたが…。
どこかの補足で、スコアの話をしたと思います。惑星に入植する時だったかな。
このスコアが、第一回で少しだけ説明された状況レポートの画面から確認することができるのです。
今回はそれを確認して終わりにしようと思います。
我らがズットモStar Dynastyは一番上にいますね。
ちなみに、なぜ3つしか国がないのに順位が5,11,13になっているかといえば、今まだ遭遇していない国家もすべて合わせたうえでの順位になっているからです。
設定では15国家とかにしたと思うので、我々はドベ気味ですね。

ドベ気味ではあるけど、見えない人たちも含めて5位にいる国家と仲良しなのは明確に有利かな?

スコアの数字もそこまでブッチぎられている訳じゃないから、まだまだ内政と拡張を頑張って取り返せる数字かな
ゲームの難易度について
確か、難易度によってAIは各資源出力にバフが掛かるようになっていたかと思います。
Civとかと同じですね。
そこまで高い難易度にしていないので、すぐ追いつけるとは思いますが、ちょっと頑張らないと一等賞は取れないようにしてあります。
このあたりは多少歯ごたえがないと楽しめない…というところでひとつ。ゆーてホンのちょっぴりしか上げてないので、最善手を連打しなくてものんびり周りと並走できると思います。
このゲーム、結構ランダム生成の立地(立宙?)やテクノロジーによって詰みも発生しうるので、どんな設定でも負けるときは負けます。
初めて遊ぶときは、容赦なく難易度下げていいと思います。まずは全体の進行を覚えないと、細かい選択肢も選びようがないですからね。
ここで一区切り
今回は、初めましての隣人さん達との交流で5000字使い切ってしまいました。
敗北した軍事国家と、力で敵を制圧した平和主義国家が今後どうなっていくのか、見守りつつゲームを進行していこうと思います。まあまだ戦争中なんだけどね。
ちなみに、全然ゲーム内時間は経過していなかったりします。
ほぼほぼ外交の最初の部分のチュートリアルでしたね。また次回からはガンガンゲームを進行したいです。終わりが見えないし。
今回はこの辺で失礼します。また次回!!
最後までありがとうございました!!
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